祖父の死
先日祖父が亡くなりました。私が生まれてからずっと一緒でした。病院に入院してから家に帰りたいと言っていましたが、家では見れない為、施設に入所になりました。祖父はショックを受けたようでた。 たくさんお世話になり、専門学校や自動車学校にも行かせてくれて、とても優しい祖父でした。なのに最期を施設で迎えさせてしまいました。家で一緒に生活しているときにイライラしてしまい当たることもありどうして優しくできなかったのか、家に連れて帰らなかったのか後悔しかありません。 コロナの影響で面会も出来ず会えたのは亡くなる前でした。会って手を握って顔を見た時に本当に後悔して、思い出すだけでも涙が止まらないです。看取りも2人までで、できませんでした。祖父は家に帰れず悲しかったのだと考えてしまいます。
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楽しい思い出がおじいちゃんを支えていた
しょうさんへ おじいちゃんとあなたはずっと一緒に暮らしていたんですよね。おじいちゃんはあなたへ愛情をいっぱい注いでくれました。あなたが感謝する以上におじいちゃんも感謝していたのだと思います。あなたの存在にね。
施設や病院では寂しい思いをされたかも知れませんが、それ以上の楽しい思い出がおじいちゃんを支えていたのだと思います。ですから泣くことはありません。人は誰もが独りで死んでいくのです。その時に穏やかな気持ちでいられるかどうかが大事です。おじいちゃんは穏やかな気持ちでお浄土へ旅立たれたのだと思います。合掌
施設に預けることが最善策だったのではないでしょうか
おじいさまがお亡くなりになり、お悔やみ申し上げます。
家に帰りたがっていたおじいさまを施設に預けられて、コロナ禍で面会も出来ず、看取りも二人しか出来なかったことで、家に連れて帰らなかったことをとても後悔されているのですね。介護もだんだん症状が重くなってくると、自宅では家族の負担が大きくなり過ぎて出来ないことは、よくあることです。そのための施設なのですから、利用されてることに問題はありません。年配の方は家族に世話になって当たり前と考える方もいらっしゃるので、家族の状況が介護で生活が破綻する可能性などは考えずに自分の要求を口にする方もあります。
ここでしょうさんの場合はどうでしょうか。もし、無理して自宅で介護になったら、誰かが仕事辞めなくてはいけなくなるとか、腰や膝をいためるとか、鬱などの病を介護者が発症するなど考えられなかったでしょうか。家で見切れないから施設に入られたのですから、その時の状況はおじいさまを自宅で介護し、看取ることは出来ない状況だったのではないでしょうか。
無理な状況なのに気持ちだけで、自宅で介護されれば、家族は崩壊してしまったかも知れません。しょうさんも自宅で介護している時に、イライラして当たることもあったと書かれています。ですからおじいさまを自宅で介護することは無理な状況だったのではないでしょうか。
確かに自宅に帰りたいといわれたら、心に残りますが、その時は施設に入所されることが最善策だったのではないでしょうか。それに、家族に当たられたり、粗末な扱いを受ける可能性があったとしたら、施設で大事に介護された方がおじさまにも良かったのではないでしょうか。おじいさまは施設にいても家に帰りたいとわがままを言えるほど、いい関係だったのです。家に帰りたいと言いつつ施設から無理やり退所せずにおられたのは、居心地も悪くなかったからではないでしょうか。
今は心配されずとも、おじいさまは仏さまになられて、しょうさんの心に生き続けられて、ずーと見守って下さっています。今後はご先祖さまになられたおじいさまに感謝し、ご供養なさって下さい。
質問者からのお礼
ありがとうございます。少し気持ちが楽になりました。