願いが叶わない
かれこれ一年前から別居との離婚問題に悩み苦しみ、人力だけでは解決は難しいと思い、あちこちのお寺や神社にお参りしましたが、叶わないどころか、仕事や生活自体も悪い方向へ進むばかりで、特に阿弥陀如来様と不動明王様にお願いしていましたが、思いきって、大黒天様に祈祷して、小さな仏像を授かりました。しかし、それでも解決せず、聖天様のお寺に相談して、祈祷して頂きました。でもまだ見通しはなく、絶望してしまいそうです。それどころか、最近は災難などが起こる様になりました。
原因は、自分が家族に気配りが十分に出来ず、性格の不一致も見えたりしたためです。妻は離婚したいそうですが、小さな子供がいるので、それに家族を失い、寂しい毎日、家族のありがたさが身にに染みて離婚の回避したいのですが、
天部の仏様のかけもち信仰はよくないのでしょうか?一体どうすれば良いですか?
毎日、寂しく辛いです。
母の介護にも追われていますが、
もし離婚して、母をも失うと、自分は天涯孤独にもなります。
よろしくお願いします。
はじめまして。質問させて頂きます。 とてつもない悩み苦しみに襲われ、 毎日寂しくしています。 あちこちのお寺や神社にお参りしましたが、 悪い方向へ行くばかりで、 大黒天様に祈祷して、小さな仏像を授かりました。 しかし数ヶ月経てども光が見えず、 聖天様に祈祷しました。 それから、日々の日常でも色々起こる様に なりました。 願いを叶えるためにはどうすれば良いですか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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すでに届いている光に 気づいていますか
たろうさん、おはようございます。夫婦の別居・離婚問題に、お母さまの介護も加わり、大変なご様子を伺いました。同世代として、少しでも力になれたらと思っています。
さて、たろうさんは、仏さまにお願いをしたら何がどう変わると思っていますか。ひょっとして、「棚からぼた餅」のように、すべてが自分の思い通りにかなうというイメージをお持ちだとすると、それは少し難しいと思っています。神・仏に数多く参拝し、多くのお供えをすることで善果が巡ってくると考えるのは、短絡的な捉え方だと思います。
大切なのは、仏さまにお参りする時の「たろうさんの変化・気づき」なのです。たろうさんは、仏さまにお参りし手を合わす時、どんな心持ちになりますか。きっと、心安らぐひとときでしょう。大切なのは、その後です。私は、気持ちに変化が生まれ、自分の考えや行動の振り返りが始まります。直面している苦悩の中身の整理が始まります。今すぐ自分でなすべきこと、しばらくおいて自分でなすこと、直ちに人の力を借りること、しばらく経って人に依頼すること。自分ががんばっている点、工夫している点、そして反省すべき点。これらを振り返って、また現実に戻ります。
たろうさん自身も、家族への気配りが十分でないとお気づきですね。気づいたということは、そこに光が当たったということです。では、その気づきを少しずつでも行動に移してみませんか。奥さまとの関わりや声かけに、工夫をしてみませんか。そもそも、夫婦の性格の不一致はごく自然なことですね。不一致に気づくからこそ、お互いにどのように折り合いをつけながら人生を重ねていくのか、それがたろうさん自身の人生勉強であり、子どもたちにも見せておきたい親の後ろ姿になるのでしょう。
大悲無倦常照我(だいひむけんじょうしょうが) 親鸞聖人「正信念仏偈」
このような私を阿弥陀如来は常に見捨てずに、常に慈悲の光明で包んでくださっています。
仏さまは、分け隔てない光でたろうさんを照らすと共に、様々な気づきを与えてくださっています。その気づきを大切にして、たろうさんが少しずつ変化をしながら、ご家族とのひとときを大切に重ねていってください。
ハスノハに相談を寄せて頂き、有り難うございました。
質問者からのお礼
ありがとうございました。頑張ります。