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おばあちゃんに会いたくて苦しい

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こんばんわ。

先日もこちらで投稿させていただき、その際はお言葉をいただきましてありがとうございました。

大好きで大切だったおばあちゃんが旅立ち、告別式がおわり、通常の生活に戻ったのですが、ふとしたときにおばあちゃんに会いたくてお話ししたくて、苦しくなります。

おばあちゃんは生前からピンピンコロリといきたいと言っていたそうで、本当にその通りの最期だったのです。虚血性心不全の突然死でした。

しかし、こちら側としてはあまりに急すぎて、受け止めるのには時間がかかりそうです。
まだまだ、おばあちゃんは元気だとおもってました。なにも病気をしてなかったので100歳くらいまで生きて、ひ孫を抱かせることができると本気で思ってました。

90歳という年齢で、最期までほとんど周りの力を借りず、自分で料理や洗濯、身の回りのこともこなして生活をして、頭もはっきりしていて、ずっとニコニコしていて、かわいくて、本当に立派で尊敬できるおばあちゃんです。

でも、急すぎて伝えたいことを伝えることができませんでした。大人になってから1人でおばあちゃんちに遊びに行って、喜んでもらおうとおもっておばあちゃんにご飯を作ったりもしましたが、たったの2回しかできませんでした。もっともっとしてあげたかったです。大好きで大切で尊敬しているということを伝えたかったです。

おばあちゃんの遺骨や位牌やお線香などは実家にあるので、離れて暮らしてるわたしの家には小さい遺影しかありません。
わたしがおばあちゃんに対して思ってることを伝わるようにと思って、毎日遺影に話しかけています。ご飯も一緒に食べています。毎日お菓子やお水などもお供えしています。これからお線香をあげられるような小さい仏壇も買おうと思っています。棺にも思いを書いたお手紙を家族で書きました。
おばあちゃんにわたしの思いは伝わっているんでしょうか。伝わってると信じてますが…

また、わたし以上に辛いのがお母さんだと思います。わたしたちの前ではあまり弱い姿を見せないのですが、本当はすごく辛いと思います。
わたしにできることはなんでしょうか。

また、おばあちゃんに会いたくて会いたくて仕方がないたきはどうすればいいですか。

長文乱文乱筆で申し訳ありません。お言葉をいただければ幸いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

おばあちゃまに見守られ導かれて、生きていける

 ゆーさん、おはようございます。大好きで大切だったおばあちゃまとの急な別れで、いろいろ心残りを抱えていらっしゃるのですね。だからこそ思いを届けたくて、毎日お写真に話しかけ、ご飯は一緒に食べ、お供え物もされているのですね。心より、お念仏を申しあげます。仏さまとは、私たち人間の限界をはるかに超えた存在で、私たちのことを全てご存じのうえで、私たちを見守り導いてくださる存在です。ですから、仏さまとなられたおばあちゃまは、ゆうさんの思いも、そしてお母さんの思いも充分汲み取って おられますよ。安心してください。
 
 さて、大切な方とのお別れを経験した方を支える取り組みとして、「グリーフケア(もしくはグリーフサポート)と呼ばれるものがあります。遺族の心身の変化や周囲の方がどのようにご遺族を支えることができるかということを研究されているものです。その学びを参考にすると、(他にも様々な分類がありますが)ご遺族の心身の変化には大きく4つの段階があると説明することが出来ます。
初期-パニック・ショック・心の空白
中期-怒り・自責・無力感・こだわり・孤独感・混乱
受容期-あきらめ・受容
回復期-立ち直り・新しい希望
ですから、告別式が終わってもしばらくその悲しみや苦しみは続く、と捉えておいた方が安心です。どれだけ手厚く介護や看護が出来た方であっても、後悔は必ずあるものです。人それぞれの違いはありますが、一周忌や三回忌が一つの区切りになったと受け止めた方が多いようです。悲しい時にはキチンと涙を流し、楽しい時には思いっきり笑いながら、お母さんと一緒になって、おばあちゃまとの思い出話をしてみてください。思い出話をすることで、人生のヒントをたくさん教えてもらうことができるでしょう。

 そうです。ゆーさんは、これから仏さまになったおばあちゃまに見守られ、導かれて人生を歩んでいくことが出来るのです。きっと、大丈夫です。安心してください。このハスノハも応援しています。

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有り難し
おきもち

1971年生まれ。本願寺派布教使・源光寺第14代住職 別名「絵本のお坊さん...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。げんさんがご回答をくれるのは2度目で、とても嬉しく思いました。
辛くなったときは何回ももらったお言葉を読み返して心を落ち着かせています。

仏さまとなったおばあちゃん。仏さまの存在は人間の限界をはるかに超えるというお言葉を聞き、わたしが想像してるよりもずっと、わたしたちの想いはおばあちゃん届いてるんだと思うと、おばあちゃんの存在をすごく近くに感じるようになりました。
ふと寂しくなる時もあるけど、そんなときはたくさんおばあちゃんに話しかけて心を落ち着かせたいと思います。

いつも本当に助けられています。ありがとうございました。

「亡くなった・死んだ人に会いたい」問答一覧

母が恋しい

3年前に亡くなった母に会いたくて仕方がないです。 当時の私は高校3年生の受験真っ只中で、母の死にうまく向き合えず、心の整理がつかないまま大学で3年を過ごしてきました。 就職活動にあたり、自分の将来を思い描くとき、無意識に母がいる姿を想像してしまい、それが叶わないことに気付くと辛いです。 また、最近は毎日夢で母の姿をみます。夢から覚めてすぐは、やっぱり実家はいいな、久しぶりに帰ろうか、母に会いに行こうか、と考えるのですが、しばらくしてもう母はこの世にいないことに気づいて毎日泣いたり吐いたりしています。 この3年間、実家に帰る機会は何回もあったものの、仏壇の前に座って母の遺影と位牌をみて拝むことがほとんどできません。なぜできないのか自分でもわかりません。怖いのかもしれないし、認めたくないのかもしれません。自分でもよくわからず、苦しいです。線香もあげてやらない娘で本当に申し訳ないです。 夢で全く会わなかった時期はあんなに夢に出て欲しいと思っていたのに、実際に夢に見るようになってからは辛いだの苦しいだの言って酷い娘です。でも母に会いたくて仕方ないです。もう意味がわかりません。苦しいです。

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故人に会いたい、話したい

親しい仲だった友人弟を亡くして暫く経ちました。 以前質問をさせていただいた時からは、少しだけ気持ちが落ち着き、日常も取り戻しています。 そこで様々な疑問や思いが出てきました為、また聞いて教えていただけたらと思います。 まず、故人とはまたいつか再会出来ると言っていただけましたが、その再会とはどの様なものなのでしょうか。 魂同士で見た目は持たないのか、それとも最後に会った時の肉体の見た目(お互い20代、今の姿)なのか… 私が彼の訃報を受け、お参りに行かせていただいた時には既にお骨の状態でした。その事からか、未だに全く信じられなかったり、肉体への執着心が消えません。堪らなく会いたくなります。 また、無知なので何を言っているのかと思われるかもしれませんが、死後の動きは宗派によって異なるのでしょうか?宗派の把握はしておりませんが、私と彼の家の宗派が違う場合、いつかの再会は叶わない、という事はあるのでしょうか…? そして、彼に聞きたい事が沢山ありますが、特に聞きたい事として、私の事をどう思ってくれていたのか、私とどうなりたかったのか。 現在恋人がいる為、あまり聞くことでは無いと思いますが…私を想ってくれている様な発言を何度か受けており、けれどハッキリした言葉ではなかった為、いつか再会した時に教えて欲しいと思っています。会話は、出来るのでしょうか。 彼に会いたくなってLINEのやり取りやSNSのアカウント、前に一緒に遊んだ時の写真や動画を見ては、彼が居ないことが理解できない気持ちと、もう会えないのか…と強烈な寂しさで苦しんでいます。 記憶力がよくなく、昔遊んだ時の記憶はおろか、数年ぶりに再開した今年の春、初めて一緒にお酒を飲んでとても楽しい時間を過ごしましたが、その記憶さえも薄れています。 彼とのわずかな思い出を忘れる事が、今は1番の恐怖で辛いことです。介護職をしているので、何もかも分からなくなる認知症には絶対になりたくない、記憶があるうちに絶対死にたいと思っています。自死は選びませんが、どうか早くに、とにかく早く人生の幕が閉じないかと願っています。若いうちに彼に会いに行きたいとも。 めちゃくちゃな文章で分かりにくく申し訳ありませんが、また回答をお願いいたします。

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夫の包容力が恋しくてたまりません

夫を亡くしてもう少しで5ヶ月です。 共に過ごした12年間…喧嘩もたくさんしました。それでもなんだかんだ言いながら、私がたっぷり甘えていたのでしょう。仲良くやれていたと思います。 いまは一人で、二人の男の子を育てながら生きてます。というより、子どもが生きる理由です。 こどもの前では泣かないようにと思ってましたが、やっぱり無理です。それと、お盆に入って祭壇が設置されてから色々なことを思い出しては涙し、その都度子どもたちが慰めてくれます。駄目な母親です… 子どもたちを守らなきゃ!育てなきゃ!でいっぱいいっぱい。夫が生きてたときに子育てや色々なことに悩んだときは、『そんなに頑張らなくていいよ』と沢山抱きしめてくれました。 夫の大きな体で、包んでもらったぬくもりが忘れられません。寂しくてたまりません。寂しくなったら子どもたちを抱きしめてますが… きっと甘えなのでしょう。女性としての本能なのでしょう…大きな体で包んでもらいたい…そんな不謹慎な気持ちが浮かび、自己嫌悪です。人間として普通なのでしょうか。それとも、自分が単なる欲求不満なのでしょうか。 今後誰かと恋愛したりとかそんなことは、全く考えてませんが、この欲求がどうしたらおさまるのかわかりません…。もう一度会いたいです。

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