本当に怖い人とはどういう人か
サッカーが好きでよく見るのですが、昔、イランのアズムンという選手が日本との試合で乱闘を起こした動画が出てきました。それで思ったのですが、そういうすぐムキになる人はただ子供っぽいだけで本当に怖い人というのは考えていることが表に出ない人、陰湿で嫉妬深く陰険な人の方が怖いと思いました。会社の面接でも、人というのは表に出る怖さと出ない怖さがありますと言われましたが、私としては表に出ない方がより恐ろしいと思うのですが、どうでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
※ 要注意
"本当に怖い人というのは"
まさに、あなたのおっしゃる通りだと思います。
しかし、もっといえば、
いかにも美味しそうな話を持ちかけてくるような人こそ、もしかするともっとも怖い要注意人物である可能性があります。そういう意味では、敵意を剥き出しで向かってくる人のほうが、わかりやすくてかえって好都合なのかもしれませんね?
かつて、お釈迦さんが菩提樹の下で今にも悟りを開かんとするとき、それを阻止しようと、まずは魔王の娘たちが色仕掛けでエッチな誘惑し、次は軍隊で取り囲んで命を狙らわれる恐怖を植え付けようとしました。ところが、そこはさすがお釈迦さん、こんなものは易々と退けたのですが、最後の最後まで邪魔をしたのが、こんな修行なんかやめて家に帰れば、あなたはセレブでゴージャスな生活が送れるんだぞと、お釈迦さんの事をいかにも親身になって心配し、優しそうに気遣う魔王の本体だったという。もし、そこでお釈迦さんが誘惑に負けていたら、仏教という人類の至宝は生まれなかった。
あー恐ろしいや。くわばら くわばら
ご参考までに↓
https://hasunoha.jp/pickups/227
個別のケースによってさまざま
表に出ない怖さも、その内容によって危険性が異なります。
個別のケースによりさまざま、状況によっても危険性はまちまちだと思います。
話は変わりますが、私はドラゴンボールを漫画で読んでいた世代です。
少年漫画のバトルものでよくあるパターンが、普段温厚な登場人物がキレると人格が変わって凶暴になるストーリー。
少年読者にとっては、格好良く感じる流れです。
しかし、現実社会では、キレて暴れたら、その後にさまざまな社会的制裁があります。
一方、シャーマンキングという漫画の主人公は、闘いのときも静かな心を保つことで実力を発揮しました。
仏教で目指すのは、どちらかといえばスーパーサイヤ人ではなくシャーマンキングの朝倉葉かもしれません。
質問者からのお礼
やはりそうですよね。
今は暴力団関係者でもハッキリそれとわからない人もいるようですし。