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学校のことを考えると吐き気がします

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私は大学1年生です。春から一人暮らしをして、比較的順調だったのですが、持病の潰瘍性大腸炎という病気が再燃してしまい、強度の腹痛や下痢などの症状が出て、まともに授業を受けられず、課題も締め切りに間に合わなくなってしまいました。
ある先生にはその事を伝え、「養生してくださいね」等の言葉をかけてもらったのですが、どんどん課題が溜まっていき、定期試験も近づくなかで、罪悪感と自己嫌悪に襲われ、自殺まで考えました。
実家にいる母に相談したところ、帰ってきてもいいよ、と言われ帰省しています。それで、一旦は希望が見えました。
しかし、課題やプレゼンなどやる事が多く、先生の催促のメールやお叱りのメールが(優しさなのは分かっているけれども)辛く、また自殺を考えています。
近頃は、課題に手をつけると、吐き気がして、トイレに駆け込んだり、水も口にできないくらい苦しいです。
心配してくれている両親や祖父母にこれ以上迷惑をかけたくありませんが、留年が見えてきて辛いです。
どうしたら乗り越えられますか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

いつでもまた相談して下さい。大丈夫、一緒に考えましょう

自分の身体の不調というのは本当に辛いですね。その事で、授業にも出られず課題も溜まってしまうのですね。想像しようとしてみますが、本当に苦しいと思います。

なぜこういう事が起こるのか、理由なんてない。ただ、お釈迦様は人間は必ず苦しみに会うんだとおっしゃっています。あなたは今、人より早くどうにもならない苦しみに出会っているのだと思うのです。人が避けられない苦しみは生老病死、そして愛別離苦(愛するものと離別する苦)怨憎会苦(嫌いな人と会わねばならない苦)求不得苦(求める物が得られない苦)五蘊盛苦(身体があることによって起こる苦)です。四苦八苦といいます。苦とは「思い通りにならない」という意味です。あなたは今病苦、五蘊盛苦に苦しんでいると思う。人はいつか死にます。だから、本来苦から逃れられる者は誰一人いないのです。仏陀は、そういう苦しみを抱えたまま生きてくれと言っているのです。仏様というのは人間の苦しみを見て涙を流し、傷んでいる存在。本当は、どんな姿であろうと生きていて良いのです。何もできなくなったとしても。

生きることに比べたら、留年したり、皆から遅れをとるなんて取るに足らない事でしょう?悲しいことに、今の現実世界はますます効率優先になっています。各自の事情を考慮した課題になっていません。先生も余裕がないのが現状です。だから、人と比べないでいい。自分のペースで進んでください。まず自分を守りましょう。今遅れてもいい、数年、いや場合によってはもっと長く遅れてもいいと思うのです。ダメな理由なんて本当はない。ただ自分が許さないだけです。社会の目なんて放っておけばいい。仏教は思い通りにならないことは思い通りにしなくていいという教えです。思い通りにならないことを思い通りにしようとして私たちは苦しみます。

私の先輩の僧侶に目の見えない方がおられました。彼は、小学校から目が見えないから徹底的にいじめられました。死のうとしている時に、あるお坊さんと会って、考え直したそうです。目が見える見えないで人間の価値が決まるわけではない。目が見えない病の身のままに自分の人生を生きていこう深くいただいていこうと。そして一昨年60歳で病死するまで生ききりました。最後まで辛いことも沢山あったと思う。けど、彼の生き方を誰が意味ないとか、尊くないと言えるでしょう。どんなあなたでも応援しています。

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有り難し
おきもち

浄土真宗本願寺派の僧侶です。 産業カウンセラーの資格を持っています。...
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質問者からのお礼

釈義行様
自分のような弱い人間にも他の人にもそれぞれの苦しみがあって、まだ生きていて良いんだ、自分のペースで進んでいいんだ、と安心しました。
どうしても他人からの評価や視線、他人との差を気にしてしまうけれど、自分は自分で居ていいんだ、と心に刻んでこれから生きていきたいと思います。自分の夢を諦めずに進んでいきます。
釈義行様の先輩の僧侶様のように自分の生のかたちを受け入れ、成長し、老衰して、最後まで生きたいと思います。
回答、本当にありがとうございました。

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