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自分のついた嘘への罪悪感から解放されたい

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有り難し有り難し 16

私は過去の自分にコンプレックスがあります。入っていた部活動です。
真面目に活動していないような地味な部だったことや、中学でやめてしまい高校は帰宅部だったことなど、部活動について話すことが恥ずかしくて、人に聞かれたら中学は他の部に入っていたと嘘をついて答えていました。

それでやり過ごしてきたつもりだったのですが、先日大学のサークルに入る際に、高校の時にも部活動をしていたと嘘をついてしまいました。今までは数人についていた嘘を、サークル員の多くの人に対してついてしまったこと、今までより大きな嘘をついてしまったことを、とても後悔しています。また今すぐにではないにしても、いつかバレるのではないか、もしバレた時信用がなくなるのではないかとビクビクしています。

また、過去の自分を恥ずかしいと思う自分や、他人にどう思われるかを気にしてたまに嘘をついてしまうこと、これからもこの嘘をサークル員に対してつき通さないといけないことに耐えられなくなってきました。本当の自分を言わずに、サークルの人と仲良くなれるかどうかも不安です。

自分のしょうもない嘘のせいで苦しめられている自分が醜いです。人間としてとても底辺な気がします。自業自得ですが、この苦しみから解放される方法がないか毎日考えています。

この事の他にも、最近自分に対して心底嫌になるようなことがあり、自分のことが嫌いで仕方が無いです。

くだらない質問ですみません。どのようにしたら嘘をついたという罪悪感から解放されますか?またこの嘘をつき通し続けることは出来るのでしょうか?教えていただきたいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

くだらなくない大事な問題です。どんなあなたでも応援しています

嘘をついてしまったことが苦しくなっているのですね。あなたは底辺ではありません。本当に底辺だったらその事に痛みも感じないはず。あなたは何かこれでは、生き方として良くないと感じられているわけですよね。そうした小さな問題意識が私たちの生き方にとって重要なものです。ここからどのように生きるかが大事と感じます。これからがこれまでを決めます。

さて、お釈迦様は五戒(五つの戒め)を示しました。「これを破ると苦しくなるから、なるべくこれを意識して生きていってね」という戒め。これを守る事が自分を傷つけることを防ぐのです。不殺生(なるべく殺さない)不偸盗(盗まない)不妄語(嘘をつかない)不邪淫(他人を物としてみない)不飲酒(自己を見失わない)の五つです。例えば他者を殺すことで、深く傷つくのは自分です。戦争帰還兵士の多くが後悔から心の病になります。嘘はなぜだめか?嘘をつく時、自分では嘘と知っています。ですから人をだます前に自分をだましているのです。これは深く自己を傷つけるのです。だからしてはいけないのです。命を粗末にしているのです。だから完璧に守れなくても、少しずつそこから離れていく事が大事なのです。死ぬまでに少しずつでも減らしていくことで成長します。

あなたにできる事、それはこれからはなるべく嘘をつかないことです。つきそうになった時に立ち止まる。(でも、全ての嘘がダメなわけではないと思うのです。人を傷つけない為とか、自分を守るためならいい。でも今回のは見栄を張るためのものでしたね)

ついてしまった嘘は、それを反省しましょう。これからまだ数年サークルの仲間とは付き合うのですよね。機会があれば、実は…という形で話した方が楽になるかもしれませんね。

でも、人って意外と他人のことに興味ないものです、忘れていますよ。親しい人にだけは告白する。あえて皆には言わなくていいかも。私もあなたも完璧じゃない、弱さがあるのです。弱さってみんな持っています。あなたも他者の弱さを認めてあげる人になることが成長かも。本当の友達になりうる人はあなたの弱さを含めて認めてくれる人です。簡単に楽になる方法はないのでは?苦しみを背負って生きていく勇気を与えてくれるのが仏教です

▶追記 他人や世間の価値観に謙虚という事ではなく、真実や自分の本当の願に謙虚な人であって欲しいです。あなたは大丈夫。応援しています。

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浄土真宗本願寺派の僧侶です。 産業カウンセラーの資格を持っています。...
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質問者からのお礼

回答ありがとうございます。
私は自分に自信がなさすぎて、そのせいで見栄を張ってしまうくせがあります。
今後はもっと自分のことを認められるように謙虚に生きていきたいです。
アドバイスいただいたように、本当に仲良くしたい人には自分にもう少し自信がついたら、もしかしたら私にはできないかもしれませんが、きちんと伝えられたらと思います。
今回のことで自分のためだけに嘘をつくことがどれほど自分を苦しめるのか、今後の自分にどれくらい影響するのか痛感しました。
人の弱さも自分の弱さも認められるような大人になりたいです。

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