ぼんやりと死にたいと思ってしまいます
キャサリン女性/20代
回答 1
有り難し 4
ぼんやりといつも死にたいと思ってしまいます。
経済的にも学業にも人間関係にも今とくに逼迫して困っていることは無いのですが、死に思いを馳せて若いうちに早く死にたいと思います。現実がぼんやりと辛いです。
生老病死と言いますが、幸せなことは断続的にあっても、生きることは結局苦しみだと思います。
トルストイの「アンナ・カレーニナ」で、アンナ・カレーニナが鉄道自殺する瞬間に「私は一体何をしているのだろう」と後悔する心理描写があります。
自死のことを考えると、避けられない死を前にしてそんな恐ろしい後悔に襲われるのは恐ろしいと思います。
そんな自分の悩みにどう向き合ったらいいでしょうか。
この問答を娑婆にも伝える
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
【疑城胎宮】セーフティゾーン
"とくに逼迫して困っていることは無いのですが"
だからこそ、妙な虚無感に取り殺されかけているのでしょう。母親の胎内はたしかに快適で安全だ。しかし、そこから生まれ出てこなければ、人生の酸いも甘い感じることはできない。ましてや仏に出遇うことなどできやしない。
安全地帯に甘んじていないで、勇気を出してそこから飛び出してみてはどうですか?
{{count}}
有り難し