先の不安について
コロナの影響もあり、先のことに不安となることが増えています。
インターネットの記事で雇用、老後不安を抱くものが多くなり他人事と感じることができません。同年代のことが記載されていることも多く、自分はどうなってしまうのかと感じてしまいます。
40歳に近くなり、特に仕事関係では何となく先が見えてきていると感じています。他のことでも、年を重ねるごとに自分の可能性が狭くなりつつあると感じ前向きになれません。
相談が多い時期かと思いますが、回答をいただけますと幸いです。宜しくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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不安は今の自分が本来でない予感
コロナ禍で、ご自分は特に生活が変わらなくても、先の見通しが立たず、不安に感じられるのは無理もないことと思います。
生きることをお釈迦さまは苦と押さえられています。正に生きることが修行に他なりません。不安に感じることは自然に自分の心から沸き起こってくる感情です。不安は自分が起こそうとして起こせるものではなくて、自分の深層から突き上げて来る、内なる私からのメッセージなのです。不安は今の自分が本来でない予感だ、とも教えて頂きました。
ですから、青色さんのように不安に感じたら、逃げずに向き合うことが大切です。ご自分の生活で何が足らないのでしょうか。将来に向けて本当はやるといいと思いつつ後回しにしていることはありませんか。
子どもの貧困は7人に一人と言われていますし、雇用やジェンダーの問題、ちょうど原爆投下75年と言うことで戦争や平和についてもクローズアップされています。人間は一人では生きられませんから、自分一人が安穏でも周りの人が苦しんでいれば幸せにはなれません。社会に目を向けてみると、やるべきことが見えて来るかも知れません。
質問者からのお礼
回答をいただきありがとうございます。
不安に思うだけでなく、何かできることがないかを考えていくようにします。