言い負かしたくて仕方がない
私はとにかく勝ち気な性格で、明らかに相手の言動が間違っていると思ったら相手が降参するまで徹底的に議論してしまいます。
ただし途中で自分が間違えていると気づいた時は素直に負けを認めますし、常に客観的に自分を見つめた上で理性的に議論をしているつもりです。
仕事上間違えた考えのまま進めてもらうと困る時など、確実に議論が必要になる時もあります。
しかし家族や恋人との喧嘩など、最終目標を「どちらが正しいか決めること」ではなく「これから仲良くやっていくこと」とする時でも、どうしても議論を仕掛けることをやめられません。
とにかく「言い負かしてやりたい」という気持ちが捨てられないのです。
相手に「私が正しい」ということを認めさせたくてたまらないのです。
おそらく学生時代ディベートをする機会が多かったことも一因だと思います。勝つことを目標にするクセが抜けないのです。
また、色々な事に敏感すぎるのだとも思います。些細なことでも目ざとく見つけてひっぱり出してすぐに争点にしてしまうのです。
「争い事は嫌な感情しか産まないし、とりあえずこの場は丸く収めましょう」という考え方は十分理解できますし、大人な対応ができてうらやましいなと思います。そうできたらいいなと心の底から思っているのですが、どうしてもモヤモヤが解消されないのが嫌なのです。
どうすればこの勝ち気な性格を和らげ、穏やかな人間関係を築くことができるのでしょうか?
ご回答よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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劣等感の修羅
"どうすればこの勝ち気な性格を和らげ"
勝ち気な性格?単なるビビリの間違いでは?
あなたは、自分より未熟な者を見つけ出しては、いびっていたぶっていて、相手を抑え込んでは優越感に浸っているだけなのでしょう。ここには相手のためを思う【慈悲】の心はありません。
なぜそんなことをするのか?
討論に自信があるのではなく、単に自分とは違う流儀の人を認める度量がない、もしくは発展途上の者の成長を待ってやる根気がない、あるいは相手が自分に逆らってこられないように睨みを効かせておかねば、枕を高くして寝られないからではないかと私は思います。つまり、あなたが「勝ち気」だと思っているそれは、あふれる出る絶対的な自信などではなく、あなたの強烈な劣等感の裏返しだと思います。
"穏やかな人間関係を築くことができるのでしょうか?"
本当にこれをお望みなら、まずは自分がその他大勢の一人である事、自分が愚かで未熟であるという身の事実を目を逸らすことなく受け入れるところからしかはじまらないと思います。
鏡を見る
冷静に自分をみつめる必要がありますよよね。
カッとなったときに、鏡を見ると良いかもしれません。
心理学の話で、鏡を設置していると試験でカンニングが減ると聞いたことがあります。
コンビニなどに鏡を置くと万引き抑制効果が期待できるという話も。
鏡を見ることで、自分を客観視に眺めて冷静になれるかも。