私は何がしたいんだ
私は、昨日まで、自分は今通っている大学とは違う大学に行きたいと思っていると思っていました。
高校時代、見学に行き行きたいと思った大学2校をどちらも受けなかったことに加え、今の大学生活にどこか不満を抱いていたからです。(この不満は、今の大学が悪いとかではなくこのままでいいのか、何か違うという違和感のようなものです。私は今の大学は嫌いではありません。)
だから、去年も志望大学のパンフレットを取り寄せました。でも、去年はそれだけしかしませんでした。
そうして1年が過ぎ、今は大学2年生です。
再受験するなら今年がラストチャンスです。
なのに、未だに再受験する決心がついておらず、勉強に身が入りません。
私は何がしたいのか?そう考えたとき(昨日あまり寝られなかったからかもしれませんが)なんだろう?と考えてしまいました。
私は今、大好きなお店でアルバイトをしています。このお店で働くことができて、幸せだと思っています。
勉強も、適度に頑張っています。
幸いなことに興味が持てます。面白いです。レポートなどの課題にも頑張って取り組み、やり遂げたときは嬉しかったです。
ダイエットやメイクの練習など、自分磨きも頑張っています。
恋愛にも興味を持ち、このご時世なのでアプリを使っていろいろな方とお話をして、楽しんでいます。
でも、私はどうしてもこのままでいいのかという思いが消えません。
それは、やはり自分の進路、人生のことなのです。
そりゃ楽しいです。今の生活は。好きなお店で働き、自分磨きを始めてからは、表情が明るくなったと両親にも褒められました。
それでも、この思いは消えません。
私は何がしたいのでしょうか?
とりあえず志望大学に向けて勉強に身を入れ、受けてみれば何かが変わるのでしょうか?
しかし、勉強に身を入れるとなると、今のお店でバイトは続けられません。(通勤に片道1時間かかる上、自分の苦手な分野にチャレンジしているので楽しいが肉体・精神ともに疲労度合いがかなり高いため)
もう私は自分が何をしたいのか、わからなくなっています。
この思考を終わらせてこのままでいいのかなんて思わずに生きたいです。
私は何がしたいのでしょうか。
客観的に見た私と、どうしたらこの思考を終わらせられるか、その他生きやすくなるアドバイスをお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
大事な感覚なのでは?
ご相談拝読しました。これまでのご相談も粗々と読ませていただきました。もうhasunoha歴も長いのですね。
ご自身を客観的に知りたいとのことですが、過去の問答を今一度読み返して見ることで今の自分を捉え直せることもあるかもしれません。
文章だけでやり取りする回答僧のその場限りの視点よりも、あなた自身が文章の背景の気持ち等も含めて振り返ることで、より自分を見つめ直すことができるのではないでしょうか。
さて、恋愛、自分磨き、アルバイト、大学生活…どれもそれなりに充実してはいるものの、なにかもっと深いところで満たされなさというか不安感のようなものを抱えておられるのですね。
過去のご相談から、もしかしたら親御さんとの関係も影響してはいるのではないかと感じました。
無条件で受け入れてもらえる安心感のようなものが得られず、どこかに不安・不満を抱えながら歩んでこられたのではないかな?と…。
あるいは既にそうしたものは解決されているとしたら、より深い不安といいますか、言うならば「どうせ死ぬのになぜ生きる?」「頑張っても死ぬのになんになる?」といった誰もが心の底に抱える根源的な問いから来る感覚であるのかもしれません。
いずれにしろ思いますのはその「このままでいいのか」という感覚は排除すべきものでも否定すべきものでもなく、むしろ大切な感覚なのではないかということです。
その感覚あなたが本当の満足を求めるからこそそれに付随して生まれるカウンターパンチのようなものです。不安や違和感というものは実は人生に真摯に向き合っていることの証拠でもあるのではないでしょうか。
編入や再入学など具体的な選択を迫られることに難しさもあることでしょう。そしてどの選択をしようと選択した先にはまた新たな不安も生まれることでしょう。
だから不安をなくすのでなく、不安を抱えていける道を考えてみてはどうでしょうか。
今の大学でその不安が不満となり後悔となりそうなのか、あるいは大学の問題ではなく自分の問題なのか…。
なんとなく「何をしたいか」という問題よりも「なぜそれをするのか」ということへの不安なのかなとも感じます。見当違いならすみません。
じっくり考えて選択してみてください。あなたの主体的な選択こそが道を切り開いていくのですから。
質問者からのお礼
お礼が遅くなり申し訳ありません。
まず、再受験をすること、またバイトはこのまま続けることにしたということを報告いたします。
選択をし、努力をすることでこのままでいいのか、という思いはなくなりました。
それで新たな悩みもできましたが、とりあえずこちらに相談をさせていただいたことに関してはうまくまとまったように思います。
私の過去の質問をご覧くださった上でご回答いただいてとても有り難いことだと感じておりました。
丁寧にご回答いただき、ありがとうございました。