息子にうまく愛情を注げません
41歳主婦です。主人と小学1年生よ息子がおります。息子の子育ての事での相談です。最近では、幼い頃の時より全く言う事を聞かなくなりました。口も立つようになり、何かひとつ注意してはひとつ言い返してきます。挨拶ははっきりと、靴は揃える、ご飯を食べる時の姿勢は綺麗に、早寝早起きをするように、等何度も同じ事を注意しても、やらなかったりという感じで、こちらも日々イライラしてしまっています。小学校に入学したばかりで、日々の生活のルーティンにもまだ私も慣れていないのもあり、いっぱいいっぱいのところにこれなので、思うように行かず腹が立って、ついつい暴言を息子に浴びさせてしまっています。後でしまったと思うのですが、どうにも止められず。こんな自分が嫌になります。「もうあなたなんかいないほうがお母さん楽で良いわ!」とまで言ってしまいました。本当最低だと分かっています。自分は、片親で育ち、父と祖母の元で暮らしましたが、父もほとんど不在でほぼ祖母と二人で育ちました。両親からの愛情不足で育ってきたせいでしょうか?息子のわがままに腹が立ってしょうがなくなってしまうのです。
生まれてから毎日寝る前に、どんな時も「生まれてきてくれてありがとう。あなたはお母さんの大切な宝物だよ。あなたはすごく素敵で素晴らしいんだから、自分に自信を持って、自分の事を大好きでいてね。お母さんはいつでもあなたを信頼しているし、味方だからね。」と365日言い続けてきていましたが、ここ最近では、私も意地を張ってしまい、その言葉すらかけてあげられていません。これから一体どう接していけば良いのか八方塞がりの日々を送っています。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
親は子どもに「親」にさせてもらっている
ご質問有難うございます。
拝読させていただきました。
子育て、大変ですね。
特に女性の方が男の子を育てる場合は、特に男性だった経験がないため苦労すると思います。
根本的に、男の子と女の子では育て方が違います。
男の子を育てるコツとしては、
①1度叱っても改善しないものは叱らない
②言い方を変えてみる
など、されると良いかもしれません。
親が細かいことまでいちいち口うるさく言わないことです。
親が口うるさく言えば言うほど、自分で考える力が育ちません。
言い方を変えてみるに関しては、靴を揃えない時、「また、靴をそろえてない!靴は揃えなきゃダメでしょ!何度言ったらわかるの!」と言ったら、叱るのことになってしまします。
でも、「靴を揃えなかったら、お客さんが来た時に困るわ」と言ってみましょう。「困る」という事実を伝えるのです。トマトマトさんが感じたことを言ってみましょう。
あと「わかってあげる」「共感してあげる」ことが大事かなと思います。
小学1年生くらいですと、子どもも自分の事を今、どのような感情の状態にあるのか自分でも理解できていない時期ですね。
よく私の父が、
「親は子どもに「親」にさせてもらっている」
と言っていました。
子どもも子どもが初めて、親も親が初めてなのです。
親も完ぺきな存在ではないので、マズかったことはこれから何度でも修正していけばよいのです。
どうぞ、「ああでもない、こうでもない」と親子仲良く試行錯誤して成長していってください。
+++
実をいうと、私にも小学校1年生の息子がいます。
言うこと聞いてくれません^^;
それでも一緒に成長出来たらと思っています。
お互い頑張りましょう。
お子さんと仲良くなってください
こんにちは。こんなタイトルだと、「仲良くって‥なによ!」と言いたくなるかも知れませんが、これはある本の帯タイトルです。取り敢えずwebでお調べになりたい場合は「PCIT」で検索してみてください。
小学校1年生ということは、もう「自分」という意識をはっきり持ちつつ、「親との距離感」を探りつつ試行錯誤している時期かと存じます。つまり、お子さんの主体性をどう育てるか?というのが課題になっていると思います。
ですから、ご質問の「うまく」が、正に焦点なのでしょう。「愛情を持てません」ではなく、その表現の仕方に苦労されているのですね。
そんな時期は、「自分の行動に、どのように相手が反応するのか?」を情報収集し、「これは良い結果になる。これはまずかった」‥ただし、あくまで本人にとってのメリットですが‥を蓄積している時期でしょう。
ですから、「一度叱って改善しないもの」は、取り敢えず「伝えたからよし」として、”すぐ改善”が見られなくても諦める。その後同じことがおきたら、同じように対応はするが、”すぐ改善”は取り敢えず置いておく。
でも、もし(気まぐれでも)”改善”が見られたら、すぐに最大限褒めてあげてください(これが、あなたが受身的になっている証です)。「ほら、お母さんが言った通りでしょう」とかのセリフは誤りです。このセリフは主従関係の主であることを宣言しているだけですからね。
すでに太田師の指摘されている「ああでもない、こうでもない」という試行錯誤は、大人にとってこそ難しいのです。取り敢えずフツーに生きていられる我々は、「新しいやり方を試してみよう」という機会が少ないからです。自分の言動を動画に撮って分析する位から始めても良いほどです。「難しい」ことを自覚し、例示いただいたようなセリフを試しながら、お子さんからどんな反応が返ってくるか?そこを慎重に受け止めることから始めてみるとよいでしょう。
宝物をもって
拝読させて頂きました。
お子さんの成長に合わせて大変骨が折れますね。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
あなたの心からのお言葉や思い
『生まれてから毎日寝る前に、どんな時も「生まれてきてくれてありがとう。あなたはお母さんの大切な宝物だよ。あなたはすごく素敵で素晴らしいんだから、自分に自信を持って、自分の事を大好きでいてね。お母さんはいつでもあなたを信頼しているし、味方だからね。」と365日言い続けてきていました』
よかったらこれをお子さんにお伝えなさって下さい。
またお手紙に書いてお子さんに持たせてあげて下さい。
このお言葉と思いがあればお子さんは一生の宝物をもって成長し生きていけるでしょう。
お子さんがお健やかに成長しあなたが愛情をそそがれ、皆さんが仲良く幸せに生きていかれます様心よりお祈りさせて頂きますね。
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma様
回答を頂きありがとうございます。
生まれてから息子にかけてきた言葉をかけられなくなっている今、またその言葉が大切なのだとアドバイスを頂き、今日こそ寝る前にあの言葉を伝えよう伝えようと思い、またその日に嫌な事が起こると意地を張ってしまい、かけられずにいます。でも、少しずつまた言葉かけができるように自分も変わりたいです。
Kousyo Kuuyo Azuma様
たくさんの質問の中から貴重な回答を頂きありがとうございます。
生まれてから息子にかけてきた言葉をかけられなくなっている今、またその言葉が大切なのだとアドバイスを頂き、今日こそ寝る前にあの言葉を伝えよう伝えようと思い、またその日に嫌な事が起こると意地を張ってしまい、かけられずにいます。でも、少しずつまた言葉かけができるように自分も変わりたいです。
佐藤良文様
たくさんの質問の中からみつけて頂き貴重な回答をありがとうございます。
“一度叱って改善されなかったらとりあえずその場は諦める”
それ大切だと思います。ついついその時は
腹が立って忘れてしまっていそうですが(泣)何でも完璧にしなきゃと思ってしまう自分の性格、もう少し軽くなりたいです。
太田博章様
たくさんの質問の中から回答を頂きありがとうございます。
子供に親にさせてもらっているというの、本当にそうだと思います。
それに、確かに、こうしなきゃダメでしょ!から、こうしてくれないとお母さん困るわという風に伝え方に少し工夫を加えるだけで、相手への伝わり方もグッと変わるような気がします。
いつもそういう風にうまく言葉をチェンジできる柔軟さを持ちたいです。