気持ちが晴れません
以前、幼稚園の運動会が中止になった件で相談した者です。
運動会は中止になったのですが、子供達だけの運動会をしてくれるようです。子供も楽しみにしており、それに関しては本当に感謝しています。
ただその件で、先生にDVDでその様子を配ってもらえないかとお願いしましたが返事は「できない」でした。理由は過去にやった事があるがクレームが来たと言う事でした。代わりに写真を販売しますと言われました。写真だけでも、ありがたいと感謝するべき事なのですが、友人に話を聞くと運動会をなんとか開催する園や普通にDVDを配ってくれる園。そんな話を聞いてしまうと、どうしても何故?私はダメなの?と恨む気持ちが出てきてしまいます。
以前の相談で「子供の目線に立つ事が大事」と教えて頂きました。その考えで言えば、子供は楽しく運動会が出来るのですから恨む事などありません。ですが、どうしても親として欲が出てしまいます。そんな事くらいやってくれてもいいではないかと恨む気持ちが出てきてしまいます。
なかなか教えを実践できません。
愚痴になってしまいましたが、何かお言葉を頂けると、とても助かります。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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【三悪道】地獄、餓鬼、畜生の世界
"理由は過去にやった事があるがクレーム"
そもそも、運動会やお遊戯会その他あらゆる行事は、子どもたちの教育や保育のためのカリキュラムの一貫であり、決して保護者たちの楽しみの為のものではないという事をまず確認しましょう。
誠にもって残念な話ですが、この前提を履き違えた保護者たちが、観客席の陣取りでいさかいを起こしたり、子どもの配役や出番の回数や時間、チームのメンバーを入れ替えやら何やら先生方に勝手な注文をつけたり、、、こんなのは、今となっては決して珍しい話ではなくなってしまいました。
余談ですが、こういう世の中になってしまったおかげか、幼稚園や保育園のみならず、小学校や中学校でも「文句があるならお前らがやれ」と言わんばかりに、保護者が仕事を休んででもやらなければならないワケのわからないお役目がずいぶんと増えてしまいました。
「子供の目線に立つ事が大事」という一番重要な視点を最も欠いてしまっているのは、他ならぬ保護者なのかもしれません。我々保護者が、手前勝手な注文をつけることで先生たちはその対応に追われてしまい、結果として、しわ寄せが子どもたちに及んでしまうのは、誰もが望むところではありませんよね。
見方を変えてみませんか
こんばんは。
コロナ禍で色々大変な事態です。子どもさんだけでの運動会が実施になり、まずはよかったですね。さて、DVDにしてほしい、とのお話ですが、私も以前は教育職でしたので、もし仮にそのようなお話があったらやはりお断りせざるをえないと考えます。なぜなら、競技すべてを全員公平に撮ることは難しいし、不公平感などクレームが来ることは必然だからです。肖像権の問題もあります。ちょっと失敗してしまった子どもだっているわけですから。写真ですと、多少それが薄まります。しかし何より大切なのは、お子さんが楽しむことですし、その楽しかった、あるいは悔しかったことをお子さんの口から聞くことで、運動会を想像できます。「お子さんから聞く楽しみ」もありますよ。それぞれの園にそれぞれの事情や特長があります。「今回は見れなくて残念だったけどどんなだった?」でコミュニケーションも広がります。お子さんも一生懸命伝えてくれますよ。
ご自分の目で見たいというお気持ちもよくわかりますが、なかなか難しいなかでの実施をぜひ、よい親子の会話に活用されて下さい。お子さんのことばも宝物です。
質問者からのお礼
転落院様
ありがとうございます。
仰る通りです。本当にその通りだと思います。ありがとうございました。
薫誉至誓様
ありがとうございます。以前教職についておられたという事で、よくわかりました。
子供が楽しんでくれたら、それが一番と思い切り替えてていきたいと思います。
ありがとうございました。