仕事も生きる事も疲れました
乱文長文失礼します。
昔から自己肯定感が低く、必要以上に気を使ってしまう性格のため、
組織で人との関係性構築が必要な今の仕事が苦痛で仕方ありません。
一時期は自営業をしておりましたが、
その際は全て自分の責任・判断で進められたので仕事は楽しかったです。
接客業をしていた時も、今程の責任感は必要ないので楽しく働けました。
今は商社に勤めていますが、
得意先や上司、関わる人の意見や立場、機嫌を考えて働く毎日です。
「私のこの判断で上司が責任を取らされたらどうしよう」
「この進め方で合っているか?使えないと思われているのでは」
といった、本来の仕事の目的から外れた事ばかりで悩んでしまいます。
問題が解決しない間はずっと気分が落ち込み、不眠になったり過食に走ります。
休日もその問題のことが離れず、全力でリフレッシュできません。
過去には適応障害やうつ病になり、休職したこともあります。
根本的に私は甘ったれなんだと思います。
人(得意先や上司)がやりたい事や意向に対して、
責任を取りたくないし時間を使いたくないのです。
とはいえ、怒られたり揉めるのが異常に嫌いで、
出来ない奴と思われたくないという見栄っ張りでもあり、
結局必要以上に頑張ってしまい、自分の首を締めます。
仕事をせず生きていけるなら本当に働きたくありません。
出来るのなら私の家族や友人たち以外と関わりたくありません。
「ずっと仕事をしていかなければならないのか」と思うと、全てが面倒です。
これからの人生も漠然と不安しかなく、消えてしまいたくなります。
何が伝えたいのか、、
分かりにくく申し訳ありません。
僧侶様、このような状況でご多用とは存じますが、
何かお言葉を賜れますと幸いです。
何卒宜しく御願い致します。
マイナス思考/自分に自信がない/気持ちの切替ができない
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
働く場があることは本当に幸せなことです
「怒られたり揉めるのが嫌いで、出来ない奴と思われたくない」というのは誰もが思うことです。それでも、休日に仕事のことを考えてリフレッシュ出来ないというのは、少し改善が必要と思います。まだ、30代なのですから、休日にはアクティブに行動されてはどうでしょうか。家に居ると考えないでもいいことを考えてしまいます。習い事などされていますか。何か新しいことを始められると楽しみが出来て細かいことはそんなに気にならなくなるのではないでしょうか。
「働かざる者食うべからず」と言う諺があるように、働くことが生きるための糧と活力になります。「仕事をせず生きていけるなら本当に働きたくない」と誰もが思いますが、宝くじでも当たって本当に働かなくて良い境遇になって、毎日が休日になれば、それはそれで退屈です。仏教ではそれを不楽本意と言います。それは自分は何のために生きているのかと生きる意味を失いかねません。働く場があることは本当に幸せなことです。
心配なのは不眠や過食です。体は動かされていますか。仕事の帰りには一駅歩いたり、階段を使うようにしてウォーキングしましょう。入浴後は体のストレッチで、普段余り使わない筋を伸ばしたり、肩や目の凝りをほぐしたり、セルフマッサージしてみましょう。全身がほぐれると眠気が来ますから、携帯など気になっても明日にして、直ぐに眠りましょう。お仕事で疲れているのに、体まで動かすことは大変と思いますが、体を使うことが良い睡眠を促します。
また、イライラしたり、嫌なことがあった時に何かを食べて気晴らしすることはやめましょう。食事は全て動植物のいのちで成り立っています。どんな食べ物もいのちで出来ていますから、無駄にしてはいけません。「いただきます」と手を合わせていますか。私たちは生まれてからずっと動植物のいのちに支えられて生かされています。ですから、いのちはお預かりものです。むたんさんの為に投げ出してくれたいのちを、大切にしなくてはいけません。大切ないのちのおかげで「不安しかなく、消えてしまいたい」と、むたんさんが思っている時も、むたんさんのいのちは、むたんさんのために投げ出してくれた、いのちのおかげで輝き続けています。