怖くてたまらないです。
一か月前から、不安や違和感を抱きつづけています。
「人はなぜ生まれたのか」、「死んだらどうなるのか」、「魂はあるのか」
得体のしれない恐怖が毎日襲ってきます。足に力が入らなくなったり、胸がくるしいです。
生きる意味や死後のことを考えると、不安と恐怖で頭がおかしくなりそうです。
「生きるのが苦しい、でも死にたくない」 そんな気持ちが毎日来ます。
もしかしたら、神は人を苦しませるために生まれさせたんじゃないかというような考えがして、とても怖くなります。
昨日まで笑えていたものが笑えなくなる、何かしようにも不安と恐怖でなにもできない。
お坊さんはこんな気持ちになったことがありますか?
どうやってこの考えから抜け出せますか?
回答おねがいします。
消えてしまいたい 生きるのが苦しい 死ぬことが怖い
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
意識を感覚に
拝読させていただきました、慈陽院の平本と申します。
得体のしれない恐怖感や不安感や違和感にお悩みになっているのですね。
まず結論から申し上げますと
「ケンさんを苦しませているのは、ケンさんの心が過剰に反応することで苦しみが生まれていると思います。なので心の過剰な反応を抑える方法を紹介します。」
まず不安や恐怖などは、思考することで不安や恐怖が生まれます。そして不安や恐怖のことを考えると、どんどん不安感や恐怖感が強くなり、負のスパイラル、心の過剰反応が生まれてしまいます。
そしてこの恐怖感を抜け出すには、思考に向いている意識を感覚に向けるようにします。
今この瞬間の感覚に意識を集中させるのです。意識を感覚に切り替えることができると、おのずと不安感や恐怖感が収まっていくのですが、この切り替えるコツを掴むのに少し時間がかかってしまうかもしれません。
色々と方法があるのですが、自然を感じて散歩に出かけるというのがオススメです。
五感で自然の美しさを感じながら、ゆっくり歩きます。足の感覚や肌の感覚など感覚に意識を集中させながら散歩をします。このときに何か考えてしまいそうになったら、感覚に意識を向けます。
あとイスなどに座り、5秒程度ゆっくり息を吐いて、5秒程度ゆっくり息を吸います。呼吸の流れに意識を集中させます。このときに何か考えてしまったら、再び呼吸の流れに意識を向けます。1分から3分、慣れれば5分程度行ってみてください。
「人はなぜ生まれたのか」、「死んだらどうなるのか」、「魂はあるのか」ということは、今の人類には到底分かることができないことです。
ただ一つ分かっていることは、今この瞬間を集中して生きることが豊かな人生を歩むことができます。
まずは、意識を切り替えることを騙されたと思ってやってみてはどうでしょうか。
またお悩みごとがありましたら、私でもhasunohaでもご相談お待ちしております。
質問者からのお礼
平本さん 回答してくださりありがとうございます。
早速実践してみたいと思います。 怖くなったときの為に、心の支えとなるような仏教の教えを聞かせてもらえると嬉しいです。