我慢しない人が羨ましい
「コロナの感染拡大防止の観点」から他県に行くこと、出かけること、大好きな遠方への旅行にいくことを我慢しています。
先日、高齢の家族と飲食店を経営している知人が数回東京へ遊びに行っているのを知りました。家族や従業員には言わずにコンサートに行っているようです。
その人とは仲が良かったのですが、家族やお店より自分の快楽を優先している人なんだなと思ってしまい、人の家庭のことは関係がないはずなのに軽蔑してしまいます。
その気持ちに気づいてから、私は、何で自粛してるのにまわりは遊んでいるのだろうと思い、いろんな人の意見を見てたら、自粛警察、価値観を押し付ける人間と思う方も一定数いると分かりました。
確かに私は自分の価値観を勝手に守るために勝手に我慢し、勝手に嫉妬して、勝手に軽蔑しています。
押し付けがましい人間なのかもしれません。だけどどうしても私は自分の人生の娯楽の全てと思っていた旅行に行けません。家族や職場に迷惑をかけたくない。でもこれは私の価値観でしかありません。
自分は我慢してるのに何で他の人はなんて思いたくありませんがどうしても思ってしまいます。
思い返せばコロナのことがある前から自分はできない・していないのに、あの人はできる・しているということを考えてしまうタイプで、常に自分が損している感覚があるし、こんなことばかり考えている自分は価値がないとも思ってしまいます。
仲の良いと思っている人にもこんなことばかり思ってしまってくるしいです。
どうしたら人を羨んだり、自分が勝手に我慢してるのに、我慢してない人を妬ましいと思わないで済むのでしょうか。
嫉妬しやすい。人に期待して期待通りにいかないとショックを受けてしまう。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自らの身も心も清めて
拝読させて頂きました。
このコロナウイルス感染症の影響により大きく生活の仕方は変わりましたね。あなたのお気持ちもよくわかります。出かけたいけど出られないという状況の中でストレスもたまってしまいますよね。
このような感染症の流行は歴史的に見ても沢山あります。そんな中でやむを得ずに感染症にかかってしまって亡くならざるを得なかった方々は沢山いらっしゃいます。
今私は例えばお葬儀や重要な会議等以外はあまり外には出ませんので、お寺の過去帳整理をしていますと江戸時代でも、明治大正昭和にも沢山の方々が感染症によって亡くなられたことを見ることができます。1920年頃の過去帳ではスペイン風邪の大流行の影響なのか通常の年の何倍もの方々、しかも幼い子供達が亡くなっていることがわかりますし、その後のアジア太平洋戦争・第二次世界大戦の敗戦まじかの頃は過去帳に書ききれない方々が亡くなっているのです。
その事実をみて思いをはせると大変悲しい思いをしますし、やりきれない思いも致します。やはりそのような過去があったことを私たちは決して忘れてはならないでしょう。
そして私達一人一人はとても弱くはかない存在ではあったとしても、先ずは自分自身の生活や行動を自ら律していくことが大切かと思います。
コロナウイルス感染症の状況下では以前のスペイン風邪の大流行よりも状況は悪くはありません。正しい情報や予防方法を自ら身につけてできる限り先ずは自分自身予防していくことそして人にうつすような行動は慎むことが必要かと思います。お出かけする場合も人と密接にならないよう自ら心がけていくことです。
仮に自分が病になってしまっても落ち着いて医療機関の対応のもと治療していき、病になってしまった方にも対しても決して差別や偏見を持たずに適切に治療して頂くことを促していきましょう。
歴史が示すようにいずれこの感染症は私たちが正しい情報や治療方法や予防を実施していけば必ず終息していきます。
人のことをあれこれととやかく言う前に先ずは自らの身も心も清めて心穏やかに過ごしていきましょう。
あなたが心も身も清め毎日を安らかに生きていかれます様心よりお祈りさせて頂きます
違う価値観を認めて比べず尊べるといいと思います
コロナ禍で大好きな遠方への旅行にいくことを我慢しておられるとのこと。感染しないように努力されることは大切と思います。しかし、周りには気にせずに遠出される人もあり軽蔑されてしますのですね。それだけ、ごまだれさんが大好きな旅行を諦めて、頑張って自粛されているということではないでしょうか。しかし、長丁場になってきて段々我慢することが耐えられなくなっているのかも知れません。
旅行も行き当たりばったりの人もいますし、入念に知らべてスケジュールを立てて、その通りに行動される方もみえます。ごまだれさんはどちらのタイプですか。今は遠方への旅行が難しいですから、タイムテーブルで模擬旅行されたり、今度行ってみたい所のお店を検索したり、ご当地グルメを調べたりされてはどうでしょうか。異国の郷土料理もネットでレシピを調べたり、珍しい食材もお取り寄せ出来る時代ですから、作って楽しむことが出来ます。周りの人のことをあれこれ詮索するよりも、ご自分が楽しめることを、見つけられてはどうでしょうか。
人は、どうしても自分と他人を比べてしまいます。比べることで頑張れる事もありますが、劣等感に苛まれたり、優越感に浸ったりと、比較することは常に一喜一憂することのなり心は乱れるばかりです。
私たちは、比べなくても頑張らなくても、今 生きているそれだけで尊い存在です。人それぞれ出来ることも出来ないこともあります。「みんな違ってみんないい」これは金子みすゞさんの詩の一節です。皆それぞれにいい所も悪い所もある。それを認めて比べず尊べるといいと思います。
質問者からのお礼
お礼がおそくなり申し訳ありません。
いまだに同じことでモヤモヤとすることがありますが、自分の感情も認めつつ、比較しないように努めようと思います。
ありがとうございました。