子供に任せる。見守ることができません
子供を見守ることができません
「本人に任せる。親は見守るのみ」という部分と
「ここは親がサポートするべき」という部分。釣り合いがとれずに悩んでいます。
親でなくとも子供の周囲の大人が要所要所で導いてくださることで今までは上手くいっていました。
しかしここ1年、子供が高三と年齢的に成長したこともあり周囲の大人も結局は本人の問題と深く関わっては来なくなっていて、親が最後の砦のように感じています。
現在、息子は受験勉強に取り組んでいるのですが
勉強のペースがあまりにもはかどらない様子、志望校は本人がどうしても行きたい大学があり、現在E判定というのに毎日ダラダラしているように私は感じています。
今だに学校はリモート。塾もリモート。一日中家にいます。人生は1度だからチャレンジしたい、というから協力したいのに、全く積極的じゃない。こんなんで大丈夫なわけが無い…と親の私が不安です。
父親は、子供に任せることが出来、それで失敗するのも本人の問題、という考えです。
高校は大学受験する学校ではないので先生もノータッチ。もちろん情報もありません。そんな訳で共通テストの申込は私がしなければならないのですがいつまでたっても、申請書を確認しない息子。それをせかす母。
申請書をガミガミ言ってやっと塾に取りに行き3週間。今や提出の締切まで1週間を切り…
どうしても受験したいという熱意があるのに日々の行動はギリギリですし、書類もきちんと読まないです。
何より本人がうるさい私にウンザリしているので、悪循環です。
本人に任せたい。口うるさくない見守る親になりたいです。
でも、私自身か不安で任せられません。失敗することを考えると呼吸が浅くなったり変に汗をかいたり。
子供の力を信じきれずに
先回りする親になっているのかなと思います。
でも、大学受験は
うっかりしてたからまた次、頑張れば?なんてゆったり構えられないです。
子供であれ大人であれ
1人より2人の方が知恵も集まり物事は上手くいくと考えていて
大学受験に必要な情報、対策、準備など高校や塾に任せきりにできない以上、親がフォローしてあげるべきなのではという思いも強いです。
母子関係は悪くなってしまいました。私が声をかけると鼻からうんざりした態度です。
口うるさくない見守る親になるには
どうバランスをとったら良いのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
失敗したときにサポートできるかどうか。
お話聞かせていただきました。
高校3年生の受験の時期に、この状況は大変心配なことと思います。
子どもにはわからないでしょうが、親の苦労は大変なものです。
さて、バランスの取り方ですが、あなたは何もしなくてよいと思います。ただ、今まで積極的にサポートした分、「あなたの人生のことだから、進学したいのであれば、自分で調べ、手続きし、必要なことがあれば親を頼りなさい。ただし浪人は〇回まで。」とだけお伝えしたらよいのではないでしょうか。
あなたは子どもを信じているのだと思います。ただし、今はお子さんの「言葉」と信じることに視点が集中しているのではないでしょうか。
だからこそ、お子さんの「言葉」と異なる態度、成績の結果、親として最善の環境を用意するために尽くしているのに、親子関係が悪くなってしまったことに強い違和感、苛立ちを感じていらっしゃるのだと思います。
あなたのおっしゃるとおり人生は一度きりです。
この先の人生では、あなたのように環境を整えてくれる人が常に居るわけではありません。そんな環境の中、お子さんはこの先の人生でどのようにして自分の希望を実現していくのでしょうか。
これは受験に限ったことではありませんが、自分で口にした希望は必ずしも叶うとは限りませんし、自分に合っている進路とも限りません。見込みが甘かったり、ふとしたことで他にやりたいことが見つかることもあります。
言葉のとおり本当に現在希望する大学に進学したいのであれば、今後の勉強の進み具合で落ち込んだり不安になることもあるかもしれません。
そのときに、「ほら、わたし(親)の言ったとおりでしょ」ではなく、「失敗しても、他の手がある」と、失敗を恐れずに挑戦することができる気持ちになるよう背中を押せることが、先に人生を歩んでいる先輩として親ができることだと思います。
お子さんの人生を二分するのが親ではありません。子どもが歩む人生はあくまでお子さんだけの一本道なのですから、さも自分の人生かのように奪ってはいけません。助けを求められたときにだけ沿道からしっかりサポートしてあげてください。
大学でやりたいことが定まらないのでは?
すけさん、はじめまして。質問を拝読しました。
私の長男も1浪して進路変更をした後にやっと、今年の4月に志望大学に合格した経験から親として身につまされる話として拝見しました。
私の長男も高3の秋ごろから学校に行けなくなり1ヶ月半ほど登校できませんでした。ようやく登校しても勉強には身が入らず、センター試験の願書も私がほとんど書いた記憶があります。
結果として泣きながらセンター試験の自己採点をしたものの受かる気満々で受験した国立大学は不合格となりました。滑り止めの私立大学に入学しましたが1週間で大学も行けなくなりました。
何が原因だったのか。
高3の夏ごろから理系から文系への転向を本気で考えていたようです。ですが、決めるタイミングが遅すぎる。受験に間に合わないのにやりたくない理系に進学することにやる気が出ないのは当然です。敵前逃亡するのもプライドが許さないけれど、負け戦はしたくないものです。
すけさんのお子さんは大学で何をやりたいのでしょうか。はっきり分からずモヤモヤしたまま受験することに嫌気が差しているのでは?
もしかしたら息子さんは突拍子もないことを言い出すかもしれませんが、すけさんは受け止めてみませんか。ウダウダしている原因の一端が見える可能性があります。
息子さんが良き人生を選ぶことができるよう祈念しております。
質問者からのお礼
お返事ありがたく読ませていただきました。何回も繰り返し読みました。
私自身が感じる不安以上に、思い通りに進まない不安は息子自身が1番感じているはずですよね。ただのんべんだらりとして見えていても、心の中では色々な葛藤があるのは感じます。
そもそも、不安を抱えている子供に親を安心させて欲しいなんておかしな話でした。
道が決まるまで、あるいはその先でも何かしらの不安は消えることはないということにも、当たり前の事なのですが理解出来ました。まずは、日々の細かなことよりも大きな枠組みだけを見すえて不安から距離を置くことにします。
そして、上手くいかなかった時は「言ったでしよ」と言わないようにしたい(日々、言ってしまうんです!猛省)と肝に命じます。
今後も、いただいたお言葉を繰り返し繰り返し読ませていただいて気持ちを軌道修正していきたいと思います。
不安から鬱になったように感じる体調で本当に苦しかったので
こちらで相談することができて、呼吸も少し深呼吸ができそうな感じになっています。ありがとうございます。