愛猫に苦しい最期を迎えさせてしまいました
懺悔もかねて相談させてください。よろしくお願いします。
昨日、愛猫を看取りました。まだ7歳の若い子ですが、末期がんで治療ができず、緩和ケアの末に自宅で亡くなりました。
子猫の時からいろんな病気と闘ってきた子で、短い人生の中で何度も入院し、注射や点滴は数え切れないほど経験してきました。
亡くなる前、獣医さんからは安楽死を数回提案されましたが、
「短い一生だけど、1日でも長く生きてほしい」
「最期までがんばって生きようとしてるこの子の気持ちを尊重したい」
「天命を全うして自然なタイミングで旅立ってほしい」
「注射が大嫌いな子だから、せめて最期は注射で終わらせたくない」
そんな思いから、安楽死を選びませんでした。
でも、実際は「この子の人生を自分の選択で終わらせる大きな責任から逃れたい、安楽死を選んだことを後悔して引きずるのがこわい」というずるい本音もありました。
しかしその結果、あの子は苦しい最期を迎えることになってしまいました。亡くなる前の1日はずっと呼吸が辛そうで、発作→少し落ち着く→発作を繰り返し、最後はこれまでに聞いたことがないような声で何度も叫んで、のた打ち回って亡くなりました。最後の最後まで必死に生きようと闘ってもがいて、まさに命のエネルギーをすべて燃やし尽くして息を引き取りました。
今にして思えば、人生で何度も病気で辛い思いをしてきた子だから、最期くらい苦しませず安らかに終わらせてあげればよかった。そうしたらあんなにこわくて辛くて、自分の身に何が起こっているかわからない混乱のまま逝かせることにはならなかった。
ですが、私のずるい責任逃れで安楽死を選んであげなかったことを謝りたくても後悔したくても、それはそれで必死に闘ったあの子の最期を否定してしまうような気がして、気持ちの持って行き場がわかりません。
私はどうしたらいいのでしょうか?また、命のすべてを燃やし尽くして苦しい亡くなり方をしても、あの子の魂はきちんと成仏して天国で安らかに楽しく過ごせているでしょうか?
あわせて、私たちは海外に住んでおり、お仏壇を用意できません。遺灰と遺影に手を合わせてごはんとお水を供えていますが、あの子が天国で楽しく過ごせるように何かしてあげられることはありますか?
長くなってしまい申し訳ありません。ご回答いただけましたらうれしいです。何卒よろしくお願いします。
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その子は一生懸命に生き抜いていかれたのです
拝読させて頂きました。
大切なその子がお亡くなりになられてあなたはとても悲しみの中におられることでしょうし、様々治療についても深く後悔なさっていらっしゃるのですね。あなたのその辛い思いを心よりお察しします。
その子が仏様に救われて心安らかになりますように心から仏様にお願いさせて頂き、心を込めてご供養させて頂きます。南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
その子は速やか仏様に導かれあなたのご先祖様等多くの方々に優しく迎えられて、一切の痛みも苦しみからも救われます。そして皆さんと一緒に心から安らかに穏やかになり、円満にご成仏なさります。
そしてこれからもずっとあなたを優しく見守っていて下さいます。
あなたがその子といっときでも一緒にいたいと思われたことは当然かと思います。その子はあなたと一緒にその人生を一生懸命に生き抜いていかれたのです。与えられたその天寿をあなたと一緒にしっかりと生き抜いていかれたのです。
その子はあなたと生きてとても喜びながらかけがえのない毎日を充実して過ごしていかれたのです。
あなたのその悲しみや後悔は尽きないかとは思いますけどもどうかその子に心から手を合わせてあなたのその思いをその子にありのままお伝えなさって下さいね。その子はあなたのその思いをそのまま受けとめて下さり、あなたに寄り添いなぐさめて下さいます。
あなたとその子とのご縁はこれからもずっと続き深くなっていくのですからね。
あなたはこれからもずっとその子に守られて生きていくのです。
いつの日かあなたがその天寿を全うなさる時にも必ずその子が沢山の方々と一緒にあなたを優しく迎えて下さいます。そしてお互いに喜びながら分かち合うことでしょう。
あなたはこれからもその子と生きていかれます。
あなたがこれからもその子とのご縁を大切になさりながら皆さんと一緒に仲良く幸せに与えられた人生を豊かにお健やかに生き抜いていかれますように切にその子にお祈りさせて頂きます。