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母を守りたいです

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親戚含めた家族のトラブルについてご相談させていただきたいです。
2年前、祖母が姉に向けたある心ない言葉をきっかけに両親は家を出ました。
姉は婚約しており実家を出ることが決まっていましたが、祖母の言葉を聞き、怒りとショックでしばらくの間鬱状態になってしまいました。
両親はこれを重く受け止め、祖母に謝るよう求めましたが、そんなことは言っていないの一点張りでした。

子供たちがいつでも安心して帰ってくる場所を作りたいという思い、きっとそれまでの同居の気苦労も積み重なり、家を出る決心をしたのだと思います。家を出ることは祖父母にもきちんと説明し納得していました。
祖父は特に自分たちは老いてこの家を出ることができないから申し訳ない、姉に対してもすまなかったと祖母に代わって謝ったそうです。

それから数ヶ月して事態は一変しました。
家を出て最初のお盆に母と私は実家に帰りました。私はお産のため里帰り中でした。
父方の叔母がおり、私たちがいることも気づかず、ずっと祖父母に向かって私の両親の悪口を言っていました。
墓参り後は、母に向かってどこに引っ越したの?住所も聞いていないんだけど?!とまくしたて、母は圧力的な態度に怯え、声を振り絞り、夫に聞いて欲しいと伝えました。母は帰宅すると過呼吸になってしまいました。
叔母と話合うにも興奮状態のため、叔父の元へ父は向かい、私は祖母と話をしました。
むしろ、叔父は父を目の前にして父や姉を侮辱し、家を出るにも挨拶がなかったとまくしたてたそうです。祖母は私に対しても姉には言っていないと嘘をつきました。母のことを気遣う言葉もありませんでした。

叔母は毎日のように実家に通い自分ばかり負担になっていると主張しているようです。
思えば、私が小さい頃から毎日のように実家へ来ていた叔母。
近所や私の母の悪口を言っていた叔母と祖母。
私や姉は子供ながらに聞こえないフリをしていました。
叔母に通うように頼んでるのかと祖父母に聞くと頼んでいないと。勝手に毎日通い、祖父母の面倒を見る負担が大きいと言っているのです。話し合いは断られ、出て行った経緯を記載したメールを送るとそれを紙に印刷し親戚中回って悪口を言いふらしています。両親の精神的苦痛は限度を越えており、母は自殺したいというようになりました。叔母の暴走を止めたいです。どうしたら母を救うことができるのでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

不明な点を教えて下さい

こんにちは、初めまして。

一読した所、分からない点があり、お尋ねします。

あなたのお姉さんが「祖母の言葉を聞き」「しばらくの間鬱状態」になった。そして、「両親は(中略)祖母に謝るよう求めましたが、そんなことは言っていないの一点張り」という件についてです。

文面からは、長い年月を3世代共に暮らされた結果、「同居の気苦労」が蓄積して、ご両親と姉妹含めて「実家」を出られたことが分かります。

ここで良く分からないのは、お祖母ちゃんはある程度の高齢だと思うのですが、「そんなことは言っていない」ということが事実なのか、虚言なのか、或いは年齢からくる障害なのか(この場合は、医療、介護的な観点での対処になる可能性もあります)。第三者から見れば分からない点であるし、原因によって対処も変わるだろう、と思います。

さらに、ご両親は「子供たちがいつでも安心して帰ってくる場所を作りたいという思い」で家を出られた。しかし、後に「お盆に母と私は実家に帰りました。私はお産のため里帰り」とあります。

この帰省は、2年の歳月が流れて祖父母との関係が比較的良好になったから、という判断なのでしょうか。お姉さんを「鬱状態」に追いやるようなひどい言葉を言った自覚がない、認めない(或いは記憶がない)のがお祖母ちゃんであるということは、家を出る段階からあなたは理解していたと思います。お祖母ちゃんの罪の自覚が、家を出てからも変わらないことも。

そして、あなたの幼少期から「近所や私の母の悪口を言っていた叔母」(「毎日のように実家へ来ていた」とあるから帰省すれば居るだろうと予想はつくと思います)、そして「叔父」一体になってあなたの家族を「侮辱」する。

ここまで読み進めてみてやはり根本的に分からないのが、何故根本的に酷いことが変わっていない「実家」に帰省し、予想される祖母叔父叔母による圧迫の中に身を置いて「両親の精神的苦痛は限度を越え」る状態にしているのか、なのです。精神的な危険を冒してまで「実家」に帰省する必然性、です。

祖父祖母には、しばらく顔を合わせないで経済的援助をしつつ、必要ならば介護サービスの利用を検討するなど、一線を置いたお付き合いは出来ないのでしょうか。

字数制限のためにこれ以上はかけませんが、回答する側は文章だけでしか判断できず、理解できうる範囲でのみ感想を書きました。

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