若ハゲという悩み
久しぶりの相談になりますが、よろしくお願いします。
これまでに対人関係、自分の性格、背が低いことなどについて質問させていただきましたが、実はもう一つ非常に悩んでいることがあります。それは若ハゲのことです。
19歳の頃、生え際が薄くなり悩み果てた末に専門クリニックに伺いそしてAGAと診断されました。3年前の事です。
血の気が引くとはこういうことかと心底思う程に、その時は悲しみに暮れました。本当に目の前が真っ暗になりました。経験はないですが、19年間一緒に暮らしたペットの犬が亡くなるような感覚に近いと思います。
その後は内服薬を飲み髪型に気を使うことで、現在周りの人にハゲているとは思われない程度の状態を維持できています。
ただ時間が経つと段々若ハゲという現実も受け入れられてくるもので、最近では頭を丸めて薬もやめて坊主、髭、眼鏡の3点セットで今後は洒落た人でも目指してみようかなと思い始めました。
しかし自分は大学院に進学するため就職活動は2年後になるのですが、どうも坊主頭というのは面接の際に印象が悪いらしく、また就職先によっては坊主が認められているかどうかもわかりません。
ただ最終的には髪との縁を切るつもりなので、取り敢えず今から5カ年計画で徐々に髪を短くして、しれっと坊主になろうと思っています。
当初はDNAという末恐ろしい二重らせん構造を死ぬほど恨み倒しましたが、今では10代の内からハゲるのもある意味限られた人間にしか出来ない特殊な経験だなと思い、前向きに捉えれば自分の内面を磨く良いきっかけになるとも思っています…
…が、本当に思っているのですが、どうしても気になるのです。髪のことが。
いつかはサヨナラを…と決意しましたが、それでも私の頭に生えてくれている健気な髪の毛たちが気になるのです。
要するに私はまだ完全に現実を受け入れられず、髪への執着が捨て切れていないのです。
自分の抜けた髪に後ろ髪を引かれるとはなんとも滑稽な状況ですが、気にしないようにするというのは本当に難しいことだとしみじみ実感しています。
ハゲることが嫌なのではなく、ハゲることに悩むことが嫌なのです。そのため髪の毛の事を気にせずに暮らせるような、心の持ち方、平静の保ち方をお尋ねしたいと思い今回は投稿させて戴きました。
長々と失礼しましたが、何卒よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
【愚禿】だれがハゲやねん
"自分の抜けた髪に後ろ髪を引かれるとは"
うまい!!(爆笑)
"ハゲることに悩むことが嫌なのです"
それなら「髪フサフサな自分こそがイケている」などと思い込んでいる愚かな我執ごと残りの髪も剃れ。AGAは、決してキミの劣等性ではない。むしろ、それは難度海を度する大船ともなり得る神仏からの貴い贈り物なんだが、キミには乗りこなせそうもないかい?ちなみに「難度海を度する大船」とは、浄土真宗の宗祖愚禿釈親鸞の主著『顕浄土真実教行証文類』「総序」に出てくる言葉である。
"どうも坊主頭というのは面接の際に印象が悪いらしく"
"また就職先によっては坊主が認められているかどうか"
俺たちのこの世界一清潔感のあるベリーショートヘアの良さがわからんような企業なら勤めてやる甲斐はナシ!!
"坊主、髭、眼鏡の3点セットで"
俺を見習え。
<追記>
"ハッとさせられました"
"髪さえちゃんと生えていれば自分はイケていると盲信"
そやで。キミのセンス抜群の質問文には恐れ入ったよ。キミにはユーモアがある。キミの才能は毛量なんかでは計れない。しっかり仕事を頑張って、ガッツリ稼いで、いつかオープンカーで髪をなびかせ(ている気になり)ながら、一緒にドライブにでも行こうぜ。
一つのスタイルとして
拝読させて頂きました。
あなたが髪の毛のことで悲しいと思うお気持ちもわかります。
確かにハゲているとカッコ悪いと思われたりすることもありますでしょうし、劣等感を感じることもあるでしょう。
髪の毛に執着してしまうお気持ちもわかります。
とはいえ最近の世界や世相のトレンドを見ているとハゲというかスキンヘッドに対する見方がだいぶ変わってきていると思います。
スキンヘッドの俳優さんを見ると、ブルース・ウィルス、ジェイソン・スティムサム、ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、渡辺謙、松山千春、火野正平等々沢山います。そして最近ではスキンヘッドの方々を街でも普通に見ることが増えてきました。スーツ姿のスキンヘッドの人も多く見受けられます。
つまり昔は僧侶かコワイ方々がスキンヘッドがメインでしたけども今では一般の方々もスキンヘッドを髪型やスタイルの一種として既に定着してきています。
逆にスキンヘッドであることでエッジの効いたスタイルにも見られるかもしれませんし、或いはスキンヘッドの人の中身や本質も大事になってきていると思います。
であるならば一つのスタイルとして自分のカラーや個性として捉えていきより中身を磨いていくことが重要かと思います。
いかがでしょうか?ゆっくりと見つめ直してみてもいいと思いますよ。
質問者からのお礼
Kousyo Kuuyo Azuma様
ご回答ありがとうございます。
私は現状にどう折り合いをつけるのかという、何かとても特異で難しい事をしようとしていたようです。
そうではなくて、唯々自分の個性として受け入れてしまう、そう言っていただけるととても気が楽になってきました。
ありがとうございました。
転落院 様
ご回答ありがとうございました。
"髪フサフサな自分こそがイケている"
ハッとさせられました。仰る通り髪さえちゃんと生えていれば自分はイケていると盲信していました。猛烈に恥ずかしいです。
確かにかつては悲しみの大波に飲み込まれて溺れていましたが、ようやく光明が見え始めてきたように思います。"難度海を度する大船"乗りこなしてみせます。
取り敢えずインターンシップ及び就職活動は、何と思われようとも坊主スタイルで決めてやろうと思います。
ありがとうございました。
転落院 様
追記までしていただきありがとうございます。
若くしてAGAになろうがどうなろうが、なんだって面白がって生きていこうと思います。
自分を磨いて、ついでに頭も磨いて、髭とサングラスで決めて、助手席を空けてお待ちしております。