息子とどうむきあえばいいですか
29歳の息子は、2年前留年続けた大学から放校になりました。家業を継ぐための資格が取れる学部でしたが、本人の希望ではなく・・だからといって辞める決断をせずだらだらきていました。友人や彼女との関係を絶ちたくないと言うのが一番だった様です。
学校を辞めてから自分の好きな道を歩む様に話し合い、本人もちゃんと仕事を探して頑張っていると言っておりました。しかし、お金が足りない、貸して欲しいと度々メールが来ますのでおかしいと思っていたのですが、実際はその場しのぎの仕事ばかりで借金もかなり有る事がわかりました。
この2年、息子を信じてくれていた彼女のご両親に沢山の迷惑をおかけすることになり、向こう様の意向で別れさせられました。
息子も今度は反省したと見えたので田舎に連れ戻して家族皆で再出発をしようと頑張ってみました。
しかし、何をやっていいかわからない。特にこの田舎にいたのでは考えようがない。とにかく都会に戻ってバイトをしながら考えると言い始めました。
ちゃんと目標をもってなら戻って頑張ればいいけれどこのままではまた同じ事の繰り返しになってしまうよ。もう少し皆で考えようと言いましたが、今一番したいことは一刻も早く都会に帰ること。で、楽してお金が入るパチンコ屋でバイトしながら考えるの一点張りです。
家族皆が心配で眠れぬ日々を送っています。
黙って息子を家から出すべきなのでしょうか?
どう向き合っていったらいいのか心が迷路の中に入ってしまったようで答えが見つかりません。
アドバイスいただけたらと思いメールいたしました。
息子の将来が安定したものであって欲しい
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お金はちゃんと届いたかい
ご夫婦で一芝居打つことです。
「この前のお金は届いたかい?」
「え?何の事?」
「この前うちにお前と一緒に会社を立ち上げる人がくるから◎000万円渡してくれって言ったじゃないか」
詐欺に引っかかったということでうちから預貯金が無くなった、という芝居でもすることです。
ウチに預金がまるでなくなった、なんとか東京で月に5万くらいでイイから仕送りしてくれないか、という事にしたらどうでしょうか。
子供は親がノホホンだと働きません。死にでもしないと甘えん坊は変わりません。
危機感・使命感がなければ自分で働いて稼ごうとは思いませんので、それを与えることです。
大学はやりたいことがあって勤勉する以外の人にとっては単なる遊び天国です。ましてや留年、放校。完璧な何も仙人さまですね。そうさせたのは親御様である御相談者様にも責任があります。
完全に子離れ、自立させるために❝かじらせるスネ❞を無くさせない限り、下宿代をくれ、敷金礼金を払ってくれ、まともな職に就かない状態は続くでしょう。
ある意味息子さんに騙されてたヒョイヒョイお金を渡してたわけですから、息子さんの方が一枚上手ですな。
息子さんはあなた方によって完全に守られていることが生ヌル生活を続けていることの最大の要因です。それを無くして軌道に乗るまでは一切、経済的支援は控えることです。
男の夢は大したことはありません。
あなたの息子さんの夢は大したことはありません。お金は自分の夢を先延ばしにし、失敗を隠します(補える)。ですから、失敗の自覚症状がありません。これは経験済みです。すぐにでも。実家に帰り、親子で実家の家業を継がせる手伝いをすべきです。あなたの管理無しでは「石つぶし」になりかねません。
もうこれ以上アドバイスはありません。以上。
「児孫のために美田を残さず。」(西郷隆盛)
ワシはあなたの長男に言いたい。「おい!田舎を勝手にバカにするな。今、起業家が注目しているのは田舎ですよ。そんなこと知らないのか?時代遅れのダサ男が・・・。」失礼しました。これくらい言わなければわかりませんよ。本当に都会の起業家はあなたの田舎を発展させるために乗り込んできますよ。早めに地元の人で手を打たないと大変な事になりますよ。あなたの家族の問題だけではありません。
田舎の若者に都会を憧れさせて、外に出し、高齢者だけになったところで「老人力」などと称して色々な産業を興し、夢破れて戻ってきた若者を従業員として雇う。その地域の発展には繋がりますが、自分たちがしたいことが何となく出来ない。でも生活は潤っているという気味の悪い状態になりますよ。
悪いことではありませんが・・・。これが将来の田舎像ですよ。
質問者からのお礼
お返事いただきありがとうございます。息子を本当に何にも仙人に育ててしまったのは私親の責任であると一日一日実感しております。息子は何度も同じ失敗を繰り返しておりますが、失敗から何も学んできませんでした。それは私がそばから窮地から抜け出す手伝いをしてきたからです。今、嫌と言うほど後悔の念で一杯です。しかし、いつまでもこのような悩みを引きずって生きたくない。心強く持って息子には自分の力で生きていくよう家から追い出す覚悟が出来ました。それでのたれ死んでも息子の人生だったと考えるようにします。