終わってしまいました。
突然彼からの連絡が途絶えて、こちらから連絡しても既読にはなるが返信はなし。という状況が1ヶ月以上続き、もうダメなんだろうな…と思いつつも理由が分からなかったので期待も持ち続けてしまい、毎日ウツウツと過ごしていました。
もしかしたら今は何かあって連絡がとれないだけで、もう少ししたら連絡来るかも?と希望が沸く日もありましたが、やっぱりダメなんだと思う日もあり、気持ちの上がり下がりに心が壊れそうでした。
それでいっそダメならはっきりさせたいと思い彼の家に行ってしまいました。
その時点で家に押しかけたら余計に事態は悪くなるだろうと予想できましたが、そうなったとしても決着をつけない限り私が前に進めないと思ったんです。
彼の家のインターフォンを鳴らしたら、中にいる気配はしましたが出てきてくれず。その代わりラインが入りました。「帰れ」「一人にしてくれ」「黙って来るな」等かなり怒った言葉でした。
私が何度送っても返信がなかったのに、そのときは怒りのラインを連続して送ってきて、(本当に怒ってたんだと思います。)その後ラインはブロックされました。
私としては別れるとしても、もう少しお互いに思いやりのある別れかたがしたいと思いましたし、せめて直接会ってさよならやありがとうを伝えたかったんですが無理でした。
でも、強がりだけどこうなってよかったと思います。今までのままだと結局ずっと期待し続けて同じことの繰返しで、心が壊れそうになったと思います。
なのではっきりさせれてよかったと思います。
よかったと思いますが、悲しいのは悲しいです。さみしいです。ツラいです。
どうしてこんなことになっちゃったんだろうと何度も何度も考えます。私の何がいけなかったんだろう。あんなに優しくて私を気遣ってくれていた彼とは全く違った人になってしまったようで、一体どうして?という思いが消えません。
だけど考えても答えがでなくて、代わりに涙がいっぱいでます。悲しくてたまりません。心が痛いです。
なので、どうか立ち直れる勇気を下さい。
そして結果こんなことになってしまったけど、彼のことは大好きだし、出会えたことに感謝していること。そして彼の幸せをずっと祈っていることを仏様を通して彼に伝えれたらいいなと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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あなたをこそ救いたいのが仏様
ご相談拝読しました。どんな形であれ別れは辛く悲しいもの。このような形ではなおさら気持ちの整理もつきにくくお辛い事とお察しします。
それでも彼と出会いに感謝しているというパールさんはとても素敵な方だと思います。そんな素敵なパールさんが誠実に彼を愛したからこそこんなにもお辛いのではないでしょうか。
それならばその辛さや心の痛みはすぐに断ち切ってしまうべきものでしょうか。それも含めてパールさんというお人柄なのではないでしょうか。自分で自分の一部を否定するような形になってしまうのは苦しいです。立ち直るというのはその辛さも自分のものとして抱えていく勇気を持つことでしょう。
さて、仏様を通して彼に感謝を伝えたいとのこと。それは仏様のお仕事ではありません。パールさんのお仕事です。そしてパールさんはこれまでに十分そのお仕事を果されてきたのではないでしょうか。そして悲しい事に彼はそれを受け付けない気持ちになってしまったのでしょう。
仏様は他でもないパールさんを救いたいと願っています。そして彼にとっての仏様は彼を救いたいと願っています。だれもが「あなたを救いたい」という願いを仏様からかけられているのです。
失恋は悲しいです。そして苦しいです。悲しいのは本能、苦しいのは煩悩です。思い通りにならないから苦しい。相手の気持ちが変われば別れなければならない、でもそうは簡単に受け入れられない煩悩を持っているのが私たちの姿です。
仏様はその煩悩を抱える私たちに、煩悩の身であることを目覚めさせて救おうとはたらきかけてくださっています。
私としても彼には最後だからこそお互いのために誠実な態度を見せて欲しかったと思います。そうしてくれなければ納得できないし、次にも進みにくいです。でもそれは厳しい眼で見ればこちらの勝手なのかもしれません。もちろんこちらだけに非があるのではなく彼は彼で煩悩を抱えていますから、やはり彼の態度にだって問題はあるわけです。
彼は彼の煩悩を通して仏様のはたらきに出会うかもしれません。パールさんはパールさんの煩悩を通して今仏様のはたらきに出会っています。煩悩を場として仏様ははたらくのですから。
仏様のはたらきに出会った時、あらゆる出来事が輝く意味をもって見いだされていきます。その時に煩悩の身を生きていく智慧と勇気を私たちはいただくのでしょう。
質問者からのお礼
吉武文法さま。
温かいコメントありがとうございます。
何度も何度も読み返しています。そして何度も何度も泣いています。
この辛さと心の痛みを抱えて生きていく勇気が必要ですね。まだそれができるとはなかなか思えませんが、心に蓋をするのではなく、ツラいときはツラいと泣き、痛いときは痛いと泣きながら、それでも頑張って生きていくということでしょうか?
また、おっしゃる通り私は煩悩のかたまりだったと思います。彼の家に行ったのもエゴだったと思います。彼の気持ちを慮ることなく自分のことだけを考えての行動でした。私は今後もっと人の気持ちを思いやる心を持たねばなりませんね。それを仏様は教えてくださったのだと思います。
私は私の仕事をできていたのでしょうか?できていなかったと思います。感謝の気持ちや、私がどんなに彼のことを好きだったのかもちゃんと伝えられなかったと思います。そして突然彼の家に行ってしまったことにたいしてのお詫びの言葉も伝えるチャンスもなくなってしまいました。
「ありがとう」と「大好き」と「ごめんなさい」をできることなら彼に直接伝えることができればと思いますが、それもきっと煩悩なのでしょうね。
こんな私を仏様は救おうとしてくださるという言葉が本当に心に染みました。ありがたいことです。
何度恋愛で失敗しても成長できない私はきっと仏様に呆れられていると思っていましたが、そんな私でも仏様はきっと救おうとしてくださっているのですね。
感謝の気持ちを忘れないようにします。
ありがとうございます。