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嘘ばかりついてしまいます。

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有り難し有り難し 9

こんばんは、メッセージを読んでくださりありがとうございます。

まず、嘘をつくのが辞められません。

主な原因だと思うのが親(特に母親)です。
幼少より体罰も暴言もありながらですが厳しく教育をしてもらいました。
ですが、私は母の言うことの聞ける様な良い子ではなく…

怒られたくないがために小さな嘘をたくさん付くようになりました。

正直しんどくてたまらない。親に怒られたあとは泣く場所、時間すらなく、登校時こっそり公園のトイレなどで何度もないておりました。

母はとても保守的で、厳しく、ストイックな人です。恐らくあれほど真っ当な人間はなかなかいない。尊敬する反面恐れています。

そんな幼少期のせいか分かりませんが私は嘘つきになりました。

(見栄のためのくだらない嘘も親以外に着いてしまうようになり、
おかしい、と思い精神科に行ったところ発達障害と鬱を患っていることがわかりました。)

今現在学校に通っておりますが、先週、先々週、祖父祖母が無くなったことにしてズル休みをしてしまいました。

それ以前にも単位に影響のない範囲で家からは出るもののネカフェなどで時間を潰したりしてしまうこともありました。

先日は具合が悪くめまいと吐き気で学校に行けないと告げたところ親から「怠けるんじゃない」と言われ無理やり学校に行きました。

そして学校から今日電話があり親にサボったことがバレてしまいました。

あともう少しで親が帰ってきます。
怖くて仕方がないです。どうしたらいいでしょう?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心が壊れない為に用いた嘘

える 様 相談ありがとうございます。

もう御両親にばれていたのなら仕方がない、謝りなさい、素直にとことん謝りなさい。
しかし、あなたの嘘は、あなた自身の心が壊れない為に用いた嘘ですね。
そうしなければ、あなたはもっと体調を崩していたかもしれませんね。
学校も本当はもっと休まないと、心が保てなかったんじゃないですか?

でも、嘘をつかずに済む方法がひとつあります。
それは、これから自分の人生は自分で責任をもって生きると決めることです。
あなたは、親の厳しさから、怒られまいとして、逃げるために、虚言を使ったのですから、それはもう致し方ないことです。心は維持させなければいけませんから。
でももう、あなたはもう大人です。経済的な自立はまだとしても、精神的な自立は開始していいのです。ですから親の厳しさではなく、自分の決めた自分への想い、として自分の人生を進もうとすれば、自分で責任をもって生きなければなりません。そうすれば自ずと虚言はなくなります。
そう、学校をサボるのは嘘ではなく、自分の意志としてサボり(欠席し)、責任を自分でとるということです。これは虚言ではありませんね。

なかなか難しいかもしれませんね。まずは、自分で自分を受け入れ、許し、癒すことです。そして自分に思いやりを向けた時、自分で自分にどうすれば素直に優しくしていられるか、感じてみることです。そして優しく温かい気持ちに包まれて、本当に自分はどう生きたいのか感じてみることです。愛情深く感じる人はいますか?その人に包まれたような感覚に浸ってみてください。その感覚があなたを優しく支えてくれるでしょう。そうすればやがて自分で決めて、その責任も取れるようになっていくでしょう。自分の人生は自分が主人公。主役はあなたです。
一礼

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