嘘ばかりの姉に疲れました
プライドが高く、見栄っ張りな部分がある姉はよく嘘をつきます。
小さな嘘から、両親や周りの人を巻き込むような、いわゆる悪質な嘘です。
学生の頃は多感な時期ということもあり、あまり仲が良いとは思いませんでしたが、ここ7年ほどは良好な関係を築いていると思っていました。
買い物にも遊園地にも姉の家にも遊びに行ったり、それなりに仲の良い姉妹になったのではないかと思っていました。
私と姉はお互い親友のような存在だと思っていました。
何でも言い合えるとお互い話したこともあります。
だからこそ嘘をつくのにも何か理由がある、と思い、嘘だとわかっていても私はあまり指摘しませんでした。
でも最近、姉の嘘に気付かないふりをするのが疲れました。
自分は嘘をつかれる存在なんだということに気付き悲しくなりました。
信用されていないんだと絶望しました。
周りの人にも嘘をつき続ける姉に失望しました。
姉はインターネットで配信者のようなことをしています。
そのSNSでも嘘を並べているのをよく目にします。
家族からの連絡を無視し続けて両親に怒られた際、「最近仕事が忙しかった」と言います。
両親はもちろんその言葉を信じます。
「大変だね、がんばってね」と伝えます。
でも、数分前まで何時間も配信していたのを私は知っています。
両親はこんなにも姉を愛し、心配しているのに、それに全く気付かないどころか鬱陶しく思っている姉に怒りが湧いてきます。
両親が可哀想で、泣きたくなります。
そういう時私は無力だと痛感します。
役立たずだと思います。
姉の嘘のせいで、精神的に疲れてしまいました。
大好きな姉に信用されていないという事実は、
私をドン底へ落とすのに十分すぎるほどです。
両親への罪悪感
姉への不信感
自分への嫌悪感
全部が嫌になってきました。
生きることにも疲れてきました。
どうか助けてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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専門家の援助を受けるべき
こんにちは、初めまして。
「嘘をつくのにも何か理由がある、と思い、嘘だとわかっていても私はあまり指摘し」なかった。しかし、「最近、姉の嘘に気付かないふりをするのが疲れ」るようになった。その嘘をつかれることによって、「嘘をつかれる存在なんだということに気付き悲しくなり」、「信用されていないんだと絶望し」、「姉に失望しました」とのことです。
お姉さんが「嘘をつく」「理由」って何だと思いますか?
「家族からの連絡を無視し続けて両親に怒られた」時に、「仕事が忙しかった」と嘘を言った。これは、自分の都合の悪いことを覆い隠す「理由」の嘘です。
「インターネットで配信者」或いは「SNSでも嘘を並べている」のは、あなたも指摘しているように「プライドが高く、見栄っ張りな部分」を虚飾で持って人に主張したい「理由」の嘘でしょう。自分を貶める嘘を言う人はいません。必ず自分を誇張するために嘘を付くものです。
つまり、自分の都合の悪いものを回避して、都合の良いものをアピールする、それが現在のお姉さんのパーソナリティである、ということです。言い方を変えれば。嘘によってのみでしか周囲に合わせられない、認められないと思っているのでしょう。
それは、とても気の毒な姿です。
仮面をかぶり続けなればいけない、素顔の自分は決して認められない、という一種の絶望感に苛まれているのですから。
あなたは、「大好きな姉」だからこそ正面切って向き合ってあげるべきではないでしょうか。ご両親と一緒に、或いはカウンセラーなどを挟んでお話をするのです。
お姉さんは、もしかすると幼少期から嘘をつかなければご両親に認められない、そう思い込んで今日に至っている可能性もあります。その場合は、やはり第三者の介入がなければ問題の前進が難しい可能性もあります。ご両親も問題の一端になっている可能性も排除できませんから。
なぜなら、子供が嘘をついている、というのは親、大人であればだいたい見抜くものです。矛盾があったり、表情から分かります。小さな嘘をついたことがあるとき上手く行った、ご両親に認められた、そういう成功体験がよりその嘘を助長してきた可能性を考えます。
やはりここは、専門家の援助を得ながら、より客観的なサポートを受けるべきだと感じました。パーソナリティ障害、家族療法などのキーワードで調べられたらいかがでしょうか。