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目の前にいられるのも辛いと言われました

回答数回答 2
有り難し有り難し 58

先日旦那さんに「もう結婚生活を続ける自信がない、もう辛い」と言われました。

理由は私の産後ヒステリーです。

3歳の娘を私なりにワンオペ育児としてやってきました。
土日の休みの日は積極的に育児に参加してくれる旦那さんでしたが平日は遅く、毎日がワンオペ育児。
イヤイヤ期も重なり毎日私もイライラしてました。

旦那さんはそのイライラしている私を見るのがもう我慢ならないと。
いつも顔色を伺ってるのが辛くなってしまったそうです。

今とりあえず娘を連れて実家に戻ってますが、実家の事情で長居することもできません。

距離を置くことでまた以前のように仲良く家族3人で暮らしたいと思ってますが、もうこれは無理なのでしょうか。

娘と旦那のことを思うと離婚すべきなのでしょうか。

娘も小さいながらストレスを感じてる傾向も見え、私もクリニックに通ってます。

私も確かに娘や旦那さんに甘えてヒステリックになってたことを反省して、生まれ変わりたいです。

どうかこんな私に喝をください


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

【願力】意思と行動

"もう結婚生活を続ける自信がない"
あなたのおとっつぁんは、ラッキーだったな。もし転落院の手の届くところにいたら、こっ酷く引っ叩いてやるところだ(笑)

「てめーは親だろうが!?」と、あなたの旦那に言ってやりたい。

たとえば、何人も学生生活を終えて社会人になれば、社会人としての自覚と行動が求められるように、仏門に入れば仏弟子としての自覚と行動が求められるように、やはり親になれば親としての自覚と行動が求められる。人間は立場が変われば【往生】、意思【願】と行動【力】を変えなければならない。

旦那は旦那でいろいろ思うところがあるのは、あなたの前回の質問からしてもわからないわけではない。そして毎日遅くまでお仕事ご苦労様…なのかもしれないが、自分が「親」である自覚を欠いた旦那を持つあなたがた母子は、考えてもみればじつに悲惨なものだ。一言で”産後ヒステリー”などと世の中は言うが、育児というものはペットの飼育とは訳が違う。母親は化粧もお洒落もすっかり忘れて、いつ寝たのか、いつ休んだのかもわからない中で必死に子どもの世話をする。そこを分かってやれない旦那は、世話をされる側の乳幼児以下だ。

"娘と旦那のことを思うと離婚すべきなのでしょうか"
どんな課題も、できれば夫婦二人で乗り越えるべきだとは思う。しかし、旦那の腰があまりにも座らなさそうなら、それも考えるべきかもしれないね。しかし、離婚するときは旦那にあなたが捨てられるのではない。あなたが旦那を棄てるときだ。

hasunoha.tenrakuin@gmail.com

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夫との距離と時間が大切!

サトさん、こんにちは。

子育て大変ですね。つらかったですね。そこでヒステリックになることは良くあることです。夫も大変だったことも理解します。それで夫婦関係が悪くなることも夫婦には良くあることです。みんな子育ては初めてだったり二人目だったり、みんな初心者レベルで子育てするのです。こんな失敗は夫婦では当たり前ですから、安心してください。

その上で反省しながら夫婦関係を作って行くことが夫婦にとって大切。夫婦は恋人との本能での好きの付き合いではありません。夫婦だから何でもぶちまけて良いのではなく、お互いが相手を尊重しながら付き合っていくものになります。

 今回はまずはメールでいいので、夫さんに謝ることは謝ってしまいましょう。そして子育ての大変なことは、夫の子育てを手伝わない不満を批判するのではなく、まずは友達などの違う相談者に相談してから、心の余裕を持って夫と話し合いをするといいですよ。まずはサトさんが明るく元気に生きないと家庭が明るくなりません。サトさんが家族仲良く暮らしたいと思えば必ずできます。帰ったら、お部屋の模様がえもしましょう。お花を活けてもいいし、夫が好きなアイドルの写真や趣味があればそれを飾ってもいいでしょう。これからクリスマスだからクリスマスグッズを飾ってもいいですね。100均で楽しいなるようなグッズはたくさんあります。夫が家庭は明るくて帰りたいと思う演出をしてください。

応援します。頑張ってください。合掌

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質問者からのお礼

ありがとうございました
夫婦2人で乗り越える…その言葉を胸に今はとにかく一定の距離を取りつつ旦那さんがまた安らげる家を作れるように努めてみようともおもいます。

喝をくださりありがとうございました。

そうですよね、私は妻でもあり親でもあるのですよね。
家庭を守るためにも、まずは自分の気持ちと向き合って冷静になって、がんばります

ありがとうございました

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