亡くなった人への後悔
父を17の時に癌で亡くしました。
私は当時まだ子供で、長い反抗期が続き
父と会話をしていませんでした。
元々人とのコミュニケーションが苦手で、自分に自信がないことで親に八つ当たりをしていたのだと思います。
32になった今ではそんな昔の自分が許せず、父の気持ちを考えては涙を流し後悔し続けています。
自分の人生が上手くいけばいくほど、「父に対してあんな酷い態度を取っていた私が幸せになって良いのだろうか」とさえ思ってしまいます。
謝りたいし、もっと話したいけど、本人はもうこの世にいないから、後悔し続けるしかなくて辛いです。
「きっと分かってくれてる」なんて自分の都合の良いようにも考えられません。
こうした気持ちはどうしたら良いのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お父様は喜んでいます。
ざっとんさんのご心痛お察し申し上げます。
15年程前に、大切なお父様を亡くされたとのこと、大変悲しい思いをされたと思います。
でも、その当時は、反抗期でお父様との会話もままならなかったことを、今こうして成長された時、思い返すと後悔の連続と嘆いておられます。
さて、お父様の立場から言えば、まだ、高校生だったざっとんさんを残して、先に逝ったことを後悔しておられるでしょう。本当なら、卒業式、そして成人式、さらには結婚されていれば結婚式、まだであれば、これからの花嫁姿を父として喜び、お祝いしてあげたかったと思います。
会話がなかったことは、高校生の娘であれば多くのお父さんたちも経験することなので、それは一時的なこととしてスルーしてもいいことだったと思います。
しかし、今、こうしてお父さんへの思いを文章に綴ってくれるだけで、すべてを許し受け入れています。そして、これからのざっとんさんの幸せを祈っているでしょう。
私の家内も、17歳の時、お父さんを44歳で癌で亡くしました。妹は中学生でした。その時は、何が何だかあっという間に刻が経っていたと話しています。
今、親となり孫もできた時、改めて父の存在を感謝すると話しています。
これからも、ざっとんさんの人生は続きますと同時に、お父さんはざっとんさんの今回の人生が終わるまで、良きこともそうでないことも共有していくのです。
ならば、少しでも幸せな人生を送れるように、そして常にお父様は傍にいますから安心して前に進みましょう。楽しく笑う時、父も笑うのです。
質問者からのお礼
ご回答有難うございます。
読みながら涙が溢れて止まらなくなりました。いつも私たち家族のために尽くしてくれた父なので、きっと今でも傍で見守ってくれている、、そんな父のためにも前を向いて幸せになろうと思えました。
本当に有難うございます!