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手離すべき人を手離せずにいます

回答数回答 1
有り難し有り難し 15

手離せない相手は今から16年前、私が勤めていた職場の元上司です。他部署の上司でしたが、仕事の相談が出来るほど尊敬する上司でした。

昨年、突然夢に上司が現れそれから3ヶ月後に再会しました。

在職中、私は上司に恋心を抱いていました。その気持ちを伝えることなく私は転職の為その職場を去り、上司も異動で転勤されました。以降ずっと音信不通で現在に至ります。

再会時に連絡先を教えて頂きメールでのやりとりをしています。

上司のメールのやりとりで私はこの一年、たくさんのことを学ばせて頂きました。
働くという事、生きるという事、そして自分自身と向き合う事。その中でもいちばんの学びは自分軸についてでした。
-自分軸で行動すれば後悔も少なくて済む-
それは私に圧倒的に足りない部分でした。
何かうまくいかない事があれば、環境のせいにしたり、生い立ちのせいにしたり…思い返せばそんな人生ばかりでした。

この人の背中を追っていきたい!今はまだ未熟過ぎる自分だけど、いつかしっかりと自立した自分になって会いたい。
自然とそんな目標ができました。漠然とした目標でしたが、上司という存在があるだけで不思議とモチベーションを高く保つ事が出来ました。
これまで専業主婦だった私が、今年に入ってから仕事をやり始め、仕事の傍らで教員免許の更新講習を受け、休眠状態だった教員免許を復活させました。とても大きな1歩です。これまでの私からは想像がつかないほどの成長です。

これまで自分の事ばかりだった私が、最近になって上司の立場を考えるようになり、この関係性を続けるべきなのかと悩み始めました。

疚しいことは一切ありません。知っているのは連絡先と職場のみ。連絡も1~2ヶ月に一度、一回きりの返信メールだけ。会う事はありません。
しかし、私が既婚者である以上、世間はいい目で見る事はないでしょう。上司にもリスクがあります。(上司は離婚されたようで、現在も再婚せずにいるようです。)
リスクがある事をわかった上で連絡先を教えて下さり、相談メールに付き合って下さった上司の優しさ、気遣いに甘え続ける事が心苦しくなってきました。
しかし、上司の存在が無くなってしまう事への恐怖があり、手離したくない気持ちがあることも事実です。
どうしたらいいでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

【追記あり】どこに問題があるのでしょう?

ご相談拝読しました。

>私が既婚者である以上、世間はいい目で見る事はないでしょう。上司にもリスクがあります。

とのことですが、これは本当は誰の視点でしょうか。世間でしょうか、自分自身でしょうか?

世間はそんなに関係ありますか?世間がどう見ようときわめて個人的な関係なのですから自分たちがきちんとできていれば何らの問題もないと思います。邪推ですがご自身の中に何か抱えてはいないでしょうか。それをさも世間の視点のように投影してはいないでしょうか。

そこまで尊敬し、学びを乞いたい相手なんてそうはいないでしょう。そこに男女の違いは関係ないと思います。

なんのやましい事も無いならば、きちんと尊敬できる人がいることをご主人に紹介してはいかがでしょうか。先方にもご主人に紹介したことを伝えたらなお安心でしょう。三人で会うことも、それ以降に二人で会うことも特に問題は感じません。

そうした線引きができないものを抱えておられて、それに押しつぶされそうならば断ってしまうのが賢明だとおもいます。
そうでないならばご主人との間に公開性を持たせ、向こうにはそういう気持ちは無い事を直接言わないにしろ、何か言動の中で示すことができればいいだけだと思います。

リスクがあるのは世間か自分の中か。あなたが取る行動で答えは自ずから明らかになるのではないでしょうか。

【追記】
そうですか…それは切ない状況ですね。しかし心は環境と無関係に存在するわけではありません。心に生じる気持ちは環境から作られます。接触という環境を断たずして気持ちを断つのは難しいでしょう。メールもやはり接触ですから。
言わずもがなで不倫がいかに恐ろしいものかは世間の例からご存知でしょう。どうか賢明な判断と行動を。

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有り難し
おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございました。
ご回答頂きありがとうございます。
追記みたいな形になりますが、メールのやりとりを続けるうちに私の中で、限りなく恋愛感情に近い感情が芽生えている事に気づいてしまったのです。
吉武様のおっしゃる通り、私の行動次第で答えは明らかになると思います。
ただ、男女という関係で終わらせたくないくらい私には大きな存在であり、大切な人です。これから私がどれだけ成長できるかを見守っていて欲しいです。
貴重なご意見ありがとうございました。

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