つらくて仕事に行きたくないです
初めて相談をさせていただきます。
仕事の年下同僚との人間関係に悩んでおります。
同僚は、私がやる事なす事、すべてにおいて気にいらないのか、否定的で、きつい口調で文句を言ってきます。
意見を言えば、認めないし、倍になって返ってくるので、疲れるのでやめました。
何回か転職をしましたが、このようなタイプの人は初めてで、困惑しています。
仕事上、一緒にいる時間が長く、何かをするたびに文句を言われるのではないか、と
ドキドキして、呼吸が荒くなってくるのです。職場のことを考えると涙が出てきます。
努力して、頑張ろうと思っていましたが、
一日一回は文句を言われる日々に疲れ、すっかりモチュベーションも下がってしまいました。
退職も視野に入れていますが、果たして再就職できるかも不安で、一歩が踏み出せません。
どのような心構えでいたらよいか、ご教示していただきたく思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
仏教的心構えを申し上げますと…
多分「『人類』という存在が共同作業を覚えて以来、地球上で数え切れないほど多くのお方」があなたと同じように悩んでいらっしゃったのだと思います。そしてそれはこれからも人類が存在する間はずっと続いていくのでしょう。
悠長なことを申しました非礼をお許し下さい。でもそれだけこの問題の解決は難しいのです。
相手を変えることは出来ません。変われるのは自分だけです。本当にその通りだと思います。
そして、自らが変わろうとするのが仏教でいうところの「自力」の教えです。
「いや、私はとても変われそうにない。ただ、それでは状況は全く変わらない。どうしたらいいのでしょう」と嘆き続ける我を見捨てることが出来ず、仏様がご用意下さったのが「他力」の教えです。
相手も変わらないし、変われない。「私」もやっぱり同じ…同じ人間だということです。
そんな私達に仏様が慈愛の全てを、「今の苦しい状況から、何とかあなたをすくってやりたいという温かいお心」を差し向けて下さっています。
「職場の年下同僚」にも「あなた」にも(もちろん私にも)同じ仏様の御慈悲が届いて下さっていると受け取れた時、「あなたも私も何ともならないんだよね。だから仏さまが放っておかないんだよね。同じなんだね。仲間なんだね」という思いが生まれます。
そのとき、年下同僚のつり上がった三角の眼差しが少しだけ今までと違って見えてくるはずです。
どうか「あなたも私も同じだね」という思いで「一日一回の文句」を聞いて下さい。もしかすると、最後まで冷静に聞くことが出来るかも知れません。
そして「わかりました。今後そのようにします」とあなたの口から、あなた御自身でも思いも寄らぬ丁寧で落ち着いた言葉が発せられるかも知れません。
どうか、この心構えで同僚に接してくださいませ…。
仏様も固唾を呑んであなたを見守ってくださっていますよ…。
質問者からのお礼
わかりにくい文章にもかかわらず、ご回答いただきまして、誠にありがとうございます。
感情的にならないよう、冷静に落ち着いて
対応できるように心がけたいと思います。
ありがとうございました。