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自分の選択に自信がありません。

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有り難し有り難し 2

こんにちは。あづきと申します。

相談に至った背景は「職場に行きたくない」ことです。
主題が何か、ということはまとまっていません。
拙い文章ですが、お話を聞いていただけないでしょうか。

大学を卒業してから3社目の会社に勤めています。いずれも心身の不調が原因で転職をしてきました。

子どもに関わる仕事がしたい、という軸がわたしの中にあり、あらゆる形で携わってきました。

直近の仕事は職場の人に恵まれ、適職だとも感じていました。難しいながらにやりがいがあり、やりたいことと社会貢献が結びついている実感に安心しながら働いていました。そのうち突然燃料切れを起こしたようで、仕事に行けなくなり退職しました。

休むことなく次の職場での勤務が始まりましたが、恐ろしいほど環境に肌が馴染みません。怒声や罵声が飛び交う環境、キャパオーバーな業務、横行するセクハラに支払われない残業代。
それでも慣れるまでは頑張ってみたいという気持ちが強く、次の転職に向けてプラスになるよう何かしら自分の力になる能力を身につけておきたい、と私なりにしがみついてきました。

ですが案の定、心身の不調が見られるようになりました。月曜日が来るのが本当に絶望で、休日を目一杯楽しめず落ち込んで過ごすことに辛さを感じています。

これまでの転職理由として「心身の不調」と書きましたが、いずれも何かの病気だとは診断されませんでした。つまり私は自分を甘やかして、不調なフリをしているのかな?という気持ちを持っています。

どちらにせよ、出来れば現職の方々の顔も見たくないですし声も聞きたくないと思ってしまいます。

結婚して数年経ち、妊娠・出産を次の目標にしている身としては労働をやめることは出来ません。お金がいるということと職場に行きたくない気持ちを天秤にかけては、どちらも無視できない問題だということに逃れられない苦しさを感じます。

私がこれから取るべき選択として、
①仕事を辞めて一度しっかり休む
②転職をして環境を変えて頑張る
③もう少し同じ仕事で様子を見る
以上3点だと思います。

これまでのわたしなら②を選んだと思いますが、これまでの選択に自信が持てない今、うまく進めずにいます。

何か前に進めるような視点やアドバイスをいただけると幸いです。
まとまりのない長文で申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。

2024年8月5日 0:48

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

子育てにそれほどお金は要らない

妊婦健診の補助や児童手当の支給もありますから、育児自体にはさほどお金はかかりません。
高校までは学費もたいしてかかりませんし。
世の中の人が「お金がかかる」と言い過ぎて不安を煽っていますが、実際には何とかなります。
妊娠・出産には年齢も気にしなくちゃいけませんから早い方が良いでしょうし、出産や子育ての経験は仕事に役立つ可能性もあります。
いずれにせよ、総合的なメリットとデメリットを比較検討して決めましょう。
どうせ今ある情報の中でしか判断できない私達です。
その都度その都度の選択に対して後悔はせずに、「あのときの私にはあの選択しかなかった。」と思いましょう。
また、同じ情報の中で思考の堂々巡りをしてもストレス要因となる妄想残念になってしまいます。
「今ある情報の中て10分考えても10時間考えても同じ。ただ疲れるだけだから同じ内容なら考えないようにしよう。」
と、妄想残念を手放して脳ミソをリフレッシュさせましょう。

2024年8月5日 12:58
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。
いただいたお言葉をもとに、総合的なメリットとデメリットを紙に書き出してみました。
頭で何時間も考えるよりも、1つ1つの問題に対する解決策がより明瞭になりました。
それでも解決しない問題は、10時間考えても答えが出ないものなので一度手放すことにしました。

嫌だ!の気持ちに集中しすぎていて忘れていた、今の仕事で挑戦したいことにも気づけました。過去の自分の経験則から、今は仕事を辞めないで続けてみることにします。
自分の選択したこと、しなかったこと、どちらも大切に向き合っていきます。

妊娠や出産についてもお言葉をいただきありがとうございました。
広い視野を持って、今の自分がどうしたいか、見極めたいと思います。

この度はありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ