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母が亡くなりました

回答数回答 1
有り難し有り難し 12

長くなります。
母の人生は私が聞いた話では結婚後苦労をしており、なぜそんな家に嫁いだのかと思うくらいです。しかし、希望に満ち溢れていた人で、年をとったらどこに旅行に行きたい、これをやりたいと常日頃から話をしていました。
そんな矢先に見つかったのが、乳がんでした。母は乳がんのなかでも進行性の乳がんでした。そのことを早くから母から伝えられていましたが、予後不良とは知らず、あまり深く考えていませんでした。1年半の闘病を行いましたが、肺と肝臓への転移が見つかり余命2週間と告知されました。医師から説明を受けたのは父で、母へはそのことを伝えませんでした。私や兄は上京しており、ずっとコロナで会えなかったのですが、亡くなる10日前に会うことができました。亡くなる2日前までは自宅に一時帰宅したりしましたが、一時帰宅後から体調が優れず、面会が制限される中、父に見守られて永眠しました。
コロナの第3波が始まりつつあった時期で、私たちが帰省することで残された家族に迷惑をかけてしまうことから、母を看取ることも葬式に出ることもできませんでした。
私には彼氏も夫も、子どももいません。母を亡くして、人はなんのために生きるのか、今後どのように生きれば良いのかわからなくなりました。
また、後悔することとして、①進行性の乳がんと聞いて、深く考えず寄り添うことができませんでした。
②余命を本人に告知しなかった。これは、本人が精神的に耐えられないと思ったからです。また、もともと神様や宗教に信仰深い母に神様から裏切られたと感じてほしくなかったからです。でも、時々本当にそれで良かったのか、母の意思を尊重していないのではと感じることがあります。
③体調不良とコロナでどこにも行けない時に、YouTubeの旅動画を見せ、どこどこに旅行に行きたいねと希望を持たせてしまったこと。これにより、より自分の置かれている状況に絶望を感じさせてしまったのではないかと感じています。
ご多忙の中と思いますが、お返事をいただければと思います。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

これからもお母様と共に

拝読させて頂きました。
大切なお母様がお亡くなりになられてあなたもご家族の皆様も大変悲しい思いをなさっておられることと思います。また深く後悔なさっていらっしゃるとも思います。
あなたやご家族の皆様のその深い悲しみやさみしさを心よりお察しします。

先ずはお母様を心を込めてご供養申し上げます。南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
お母様は必ず仏様がお導きなさって下さり、ご先祖様方々や先にいかれた親しい方々がお母様を優しくお迎え下さいます。そして仏様のもと皆さんと一緒に心から安らかになり、清らかに円満にご成仏なさるでしょう。
お母様はこれからもあなたやご家族の皆様や親しい方々をいつも優しく見守り続けて下さいます。あなたやご家族の皆様はこれからもいつもお母様が守り支えて下さるのです。
コロナウイルス感染症の影響でお通夜葬儀に立ち会うことができなかったことは本当にお辛いこととは思います。とはいえこれからもお母様はあなたやご家族の皆様に寄り添い続けて下さるのです。悲しみやさみしいや後悔は尽きないでしょうが、どうかお母様に心から手を合わせて毎日心からあなたのお気持ちをお伝えなさって下さいね。お母様はいつもあなたのお気持ちを素直に全て受けとめて下さいます。
お母様に告知なさらなかったことは私はよいのではないかと思います。私達の命は与えられているものですから自ずと感じることはできるのではないでしょうか。きっとお母様は沢山の方々に優しく迎えられていたでしょうからね。
お母様に様々な旅行のお話しをなさったことは素敵なことかと思います。もう少し落ち着いたらばどうかお母様のお写真やお位牌と一緒に旅行なさってみて下さいね。きっとお母様はお喜びなさって下さいます。

あなたとお母様とのご縁はこれからも永遠に続いて参ります。どうかこれからもお母様を大切に、お母様とのご縁を大切になさり皆さんと一緒にお健やかに生き抜いて下さいね。

いつでもどこにいてもお母様はあなたやご家族の皆さんと共にあるのですからね。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

お礼が遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
まずは、ご回答ありがとうございました。上司や周りの方に告知をしていないと伝えると、驚かれることがしばしばあり、その度に自分は間違っていたのかと思うことがあったので、肯定されてホッとしたところがあります。
もうすぐで亡くなって1ヶ月になります。葬式の日とその後も、たくさんの方々が手を合わせに来てくれたと父から聞きました。明るく人望があった母は私の憧れであり、尊敬する人です。私自身もそのようになれるように、精進していければと思います。

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