不倫をやめない夫とは離婚すべきか
結婚2年目、結婚1年目の終わりに不倫に気づきました
夫とは8年ほどの交際を経て結婚に至りました
不倫に気付き、問い詰めてしまい
夫からの逆ギレ期間を経て
今はどうすべきか話し合いをしつつ
半年ほど経ってしまいました
夫は不倫前から私への気持ちが薄れていってた、不倫をやめたからといって私に気持ちが戻るかわからないと言います。わたしへの気持ちは情のみだそうです。
こんな自分とは離婚した方がいいと言ってます。私への対応も、会話はあるものの、気持ちはないんだろうなと感じます。
わたしはまだ夫を愛しており、離婚したくない気持ちが強いです
ただわたしと向き合うといいつつ、
水面下で不倫が続いてるであろう夫とは、
離婚した方が自分の幸せのためになるかなとも思います
まだ夫へ愛情がある、
親や多くの共通の友人への報告、
様々なことを考えると踏み切れません
どうすべきでしょうか
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
双方の「愛情」イメージのずれ
こんにちは、初めまして。
お悩みでしょう。
男女の愛情に関して正解はないと思うので、最終的にはご自身でお決めいただく他ありません。ただ、私は若干の私見を述べるので、ご参考になればと思います。
このサイトで過去、不倫をした側、された側の多くの相談を見てきました。
私は、不倫をした側にある程度の共通点があると思います。それは、自分の欲望の優先して周りが見えなくなる姿勢です。
自分を優先した結果、奥さんがどうなってしまうか、どう傷つくかということはある程度容易に想像がつくはずです。それにも関わらず人の道から外れようとして外れるのは、自分第一の思考傾向が強い証左だと思います。自分を何より一番に考える人に、自らを犠牲にして相手に尽くす、相手を優先するという愛情はあるのでしょうか。ご主人にはこれからその心が芽生える可能性はあると思いますか。
不倫とは、上記の意味での愛情が相手に移ったということではなく、自分本位の対象が単に奥さんから先方に移動したということに過ぎないと私には見えます。
「夫は不倫前から私への気持ちが薄れていってた」、とあります。
ご主人のあなたへの「気持ち」は、交際期間含めて十年の歳月を経ても熟成されることなく薄れてしまうものだった。ご主人は、先に述べたような意味での愛情が存在すること自体を知っているのでしょうか。恐らく知らないでしょう。自分の欲望の趣くまま気持ちが高ぶることが愛情だと勘違いしているのではないでしょうか。
あなたが思う、「夫へ愛情がある」。
ご主人が思う、「わたしへの気持ち」。
互いが思っている方向性に既にズレがあるのではないでしょうか。
「親や多くの共通の友人への報告、様々なことを考えると踏み切れません」とあります。現実問題、自らのよろしくない面をお話することは辛いでしょう。ただ、あなたはまだお若いし、これから60年、70年の人生を見越すならば、早めに決断することが賢明とも言えると思います。
いずれの選択をされるにしても、「愛情」を大切に考え、実現できる方向で動かれたほうが宜しいと思います。
ご主人のお考えが絶対に変わらないとすれば
お尋ねの文面だけですべてを判断することはできませんが、今後もご主人のお気持ちが絶対変わらないものとします。そのご主人とずっと一緒に暮らし続けるのはあなたにとってよいことでしょうか。
ご主人のお気持ちが変わってあなたへ愛情を注いでくれる可能性が少しでもあるなら結婚生活を続ける価値はあります。何とかなるかもしれませんから。
どうなのでしょう。私にはこれ以上のことは申せません。