生まれる意味
私は今まで碌な事を言われてきませんでした。
顔も醜く、声も気持ち悪いので理不尽にも悪口を言われています。
普通の顔でも、笑顔で接しても、気持ち悪がられる時間を過ごしてるうちに何故私は生まれてきたのか?それから、苦しみの根源は何なのか?について考えていました。
そして、わかったのです。
あくまでも私の持論ですが、苦しみの根源は生命の誕生だと、生まれて来ることが苦しみそのものなんじゃないかと思うようになり、人間は滅びるべきなんじゃないかと考えいますが、お坊さんは人間は滅びるべきだと思いますか?
公共の場で聞くべきじゃないと分かっていながらもお許しください。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
話が飛躍してます
こんにちは。
最近も含め2回回答しました。
「顔も醜く、声も気持ち悪いので理不尽にも悪口を言われてい」ることについては、私なりの答えは充分したつもりですので、これ以上触れません。
「生まれて来ることが苦しみそのものなんじゃないかと思う」、それは四苦の老病死苦の始まりが生、生まれるということなのですから、それは仏教的にもその通りでしょう。
しかし、だとしても何故そこから「人間は滅びるべきなんじゃないか」に展開するのか。その必然性が分かりません。
人間として老病死がスタートする苦しみはあります。しかし、それは同時に、人間として生まれるからこそ成仏道のスタートを切れるとも言えます。滅んだら、そんなチャンスでさえなくなります。問題提起は、仏教と一見重なっていても方向性が全く違ったものになっています。
あなたは回答僧の回答をこれまで聞いてきて、仏教の教えを学び、その方向性と軌を一にしようとしていますか。
そもそも、何故「人間」全体が「滅びるべき」などと考えるのでしょう。これまでの質問であなたは、周囲からの疎外感、孤立感が非常に深いことが伺えます。しかし、その苦しみが深いからといって、他者まで含めて「滅びるべき」とはどういうことでしょう?。余りに飛躍しています。
これまで指摘したように、他者を恨んで、憎んで行く方向性ではあなたは苦しみを増すばかりです。他者に目を向けていくのではなく、自分の内面に目を向けていくべきです。それが仏教の基本スタンスですから。これまでの再説になるので詳しくは言いません。前回までの回答、他の諸師の回答を見直すべきです。
そして、もう一度自分に問うて下さい。
回答僧の回答を聞いて、仏教の教えを学び、その方向性と軌を一にしようとしているのかを。
四苦八苦について
仏教の観点から話しますと、人生というのは苦であるとお釈迦様は悟っているんです。四苦とか八苦とかいうんですが、四苦というのは「生」(生まれる苦しみ)、「老」(老いる苦しみ)、「病」(病にかかる苦しみ)、「死」(いつか死ななければならない苦しみ)と4つあるんです。
確かに質問者さんの言う通り生まれるということは苦しみではあります。
しかし質問者さんが何故生まれてきたかは、その人の人生における1つのテーマでそれを一生かけて考えるのがその人その人の課題なのではないかなと自分は考えてます。
色々悪口を言われたりして辛かったかと思いますが、悪いことばかりでもないかと思うので、人間は滅ぶべきとか考えないで、まずは前向きに考えてみたらどうでしょうか??