祖母の供養について
一昨日祖母が95歳で亡くなりました。今夜はお通夜、明日は葬儀の予定です。
祖母とは私が結婚するまで長年一緒に暮らしていましたが、私の仕事復帰の関係で娘の面倒を両親に頼まないといけなくなりました。それと同時に祖母は長年認知症であったため介護と育児の二つはきつすぎるとのことで祖母は12月から施設でお世話になっていました。
なくなる日、施設から意識が亡くなって救急搬送されたと連絡が入ったのですが、前も同じようなことがありましたが、ケロッと復活した為今回も同じで問題ないだろうと仕事に行きましたが、心筋梗塞だったようで直ぐに亡くなりました。
後悔しています、なぜあのとき病院に駆けつけなかったか、もっと頻繁に施設に遊びにいかなかったか、もう少し家族で家で面倒を見れなかったか。後悔ばかりですが、既に遅いです。
どうしたら祖母を供養できますか?私はどうするべきでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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お祖母さんに声をかけてあげてください
お祖母さんがお亡くなりになったとのこと、心よりお悔やみ申し上げます。
今日お通夜、明日葬儀とのことですが、火葬は明日かな?まだ間に合うことを祈って書きます。
まず、お祖母さんに声をかけてあげてください。まだ聞こえています。
「明るい言葉は人の鼓膜を明るく震わせる」
村上春樹さんの小説「1Q84」に出てくる言葉です。
意識のない父親のいる主人公天吾に対し、看護婦はこう言います。
「看護婦になる教育を受けているときにひとつ教わったことがあります。明るい言葉は人の鼓膜を明るく震わせるということです。明るい言葉には明るい振動があります。その内容が相手に理解されてもされなくても、鼓膜が物理的に明るく震えることにかわりはありません。だから私たちは患者さんに聞こえても聞こえなくても、とにかく大きな声で明るいことを話しかけなさいと教えられます。理屈はどうであれ、それはきっと役に立つことだからです。経験的にもそう思います」
私はお通夜の時に、「故人はまだ耳が聞こえています。是非大きな声で話しかけてください」という話をします。実はグリーフケアのひとつとして始めた話なのですが、実際はじめてみると、ご遺族のなかに、話しかけたことで、ご遺体の目がぱちっと開いたとか、涙を流したなどという話がでてきました。科学的にどうなのかわかりませんが、私は本当に聞こえている気がしてなりません。
もし、聞こえていなかったとしても、お祖母さんの耳の鼓膜を、あなたが話した通りに震わせることができます。是非、火葬にする直前まで話しかけ続けて下さい。
今後の供養ですが、お寺のお坊さんに聞いて、正しく、心を込めてつとめて下さい。
質問者からのお礼
お礼が遅くなってすみません。お返事読んでおばあちゃんに大きな声で伝えました。特に反応は感じられませんでしたが私の声は聞こえていたと思います!これからは感謝の気持ちで手を合わせていきたいです。