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今でも思い出す恥ずかしい出来事

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有り難し有り難し 17

何年も前のことですが、
両親の前でやらかした参観日を、いまでも思い出します。 

私は当時(ちなみに中学1年生)から手汗がひどく、おまけに致命的に不器用で、裁縫などの細かい作業が大の苦手でした。

その日の授業参観では、細かい作業を授業中に行わなければならず、クラス全員があっさりとできることを、私は試行錯誤しても結局できなかったのです。

1番前の席でしたので目立っていたと思います。友達の保護者が私に向かって苦笑いして、それに先生も乗っかったことも、いまでもふと思い出しては、自分が情けなくなります。

結局、タイミングを見計らって、クラスメイトにばれないように父が手伝ってくれました。

それが引きずったのか、実は他にも両親の前でやらかしました。帰って部屋で泣きました。本当に自分が恥ずかしかったです。

また、母に「なぜあんなこともできないの?」とあの日の帰り道で言われました。また、母の日記に「人並みのことができない娘が心配」と書いてあったのも見てしまいました。

しかし、それ以来、両親からあの日のことを食卓の話題にされたり、本当恥ずかしかったよなどと言われたことはありません(それどころか、両親は子供の私から見ても優しくて、立派で、いつも私のことを考えてくれます)。

ちなみに、友達からも、このことを馬鹿にされたり、みんなに言いふらされたりということはなかったです。みんな良くしてくれました。

ただ、母にとっては忘れられない日であることは、数年前ちらっと言っていました。父はわかりません。忘れてくれていたらと思います。

結局、いまでも不器用なのは変わりないのですが、もうあんな恥ずかしい思いはしたくないと、あれから少しずつ細かい作業をできるように練習しました。

自分の致命的な不器用さに気づけたから、起きてよかった出来事だとは思いますが、いまでもふと思い出しては恥ずかしくて声を上げそうになります。

これからあの出来事とどう付き合っていけばいいでしょうか。
よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

開き直りましょう

 科学的な知識がそんなにあるわけではありませんが、遺伝というのは親から直接伝わるものも有れば、隔世遺伝もあると言われています。りんなさんは自分自身の中にご両親其々の遺伝子が長所短所を含めて受け継がれていくことを感じる時があると思います。ご両親が不器用でなければ、父方母方いずれかの祖父母からの隔世遺伝だと思います。


少しずつ細かい作業をできるように練習しました

と自分なりに改善に努めることは大事です。ドラマの登場人物なら、執事やメイドに代行させることでいいのでしょうが、現実では自分でやれることを増やしていくしかありません。

 でも、いい意味でもわるい意味でも、持って生まれた天性を完全に変えることは出来ません。居直るしかないと思います。改善に向けての努力は、これからも大事です。でも、改善にも限度があります。そこそこの改善で構わないと思います。
 弱点の改善に多大な時間をかけるなら、むしろ得意な分野を伸ばすことに時間をかけた方が効率的だと思います。
1、自分の手で出来ること。
2、機械や器具の活用で、完遂させる方法。
3、他者に代行を依頼する方法。
これらを上手く使い分けしていくしかないと思います。

 中一の時のことはいつまでも嫌な思い出として残るかもしれません。でもね、あなたを笑ったクラスメートたちだって皆何らかの弱点を持ち、どこかで失敗したり恥をかいている筈です。りんなさんの場合、参観日の授業がお裁縫だったことが不運だっただけです。そのことを何時までも引きずる必要はありません。学校の先生だって、小学校ですとほぼ全科目を担当すると言っても、音楽や体育で苦労している先生が居ると聞いたことが有ります。中学高校の場合は、自分の専門科目ですから、出来て当たり前。出来て当たり前なんだから、苦手な生徒に対してもっと思いやりを持ち、苦手さを克服できるよう導くのが教師としての役目だと思います。
 時々、いじめに加担したり性犯罪香をしたりする問題教員のことが報道されます。りんなさんの元担任はそこまでひどくはないでしょう。でも、上手く出来なくて苦しんでいる生徒を笑うとは、何たる教師でしょう。その程度の先生だったというしか有りません。
 全知全能の人間なんて居ません。みんな欠点を抱え、苦しみながら生きているんです。だからこそ、他人を思いやって生きていきましょう。

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有り難し
おきもち

 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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自信もって生きて下さいね

拝読させて頂きました。
あなたのそのお気持ちよくわかります。あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。

読ませて頂いて私も中学1年生の時にかいた赤っ恥を思い出しました。私は体も小さく頭も良くなくてとてもどんくさい生徒でした。思い出すのはある月曜日の全校生徒が集まる朝礼で、私は生活委員でしたのでその週の生活目標を全生徒と先生の前で言わなけれならなくなり、朝礼台に立った時には何もかも忘れてしまって何も言えなかったです。その後の記憶が吹っ飛んでいます。たぶん倒れてしまったかで保健室に行ったのかと思います。
出来の悪い私が全校生徒の前で大失敗したのですから今でもよく覚えています。思い返すのが顔から火が出るような思いをしたことです。

私達は誰しも完璧ではありませんし、未熟なところばかりです。そして何回も何回も失敗を繰り返しています。そんな愚かな存在なのが私達です。

そのような私達であっても仏様も神様も私達のご先祖様もいつも優しく見守っていて下さいます。いつも仏様も神様も私達のご先祖様私達に寄り添い励まして支えていて下さいます。また多くのものが私達に恵みを与えて育ててくれて、多くの方々が私達を助けて下さっているのです。

どうか安心なさって下さいね。あなたも私も決して独りではありません。私達は失敗しても大丈夫ですからね、決して致命的なミスはないのです。何度でもやり直しトライできますからね。

あなたがこれからも仏様や神様やご先祖様方に見守られながら、皆さんに助けられ支えられて、皆さんと仲良く一緒に生き抜いていかれます様心より仏様や神様やご先祖様にお祈りさせて頂きます。

どうかこれからの未来を自信を持って生きて下さいね。あなたを心から応援していますね。

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おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

AZUMAさん
回答していただきありがとうございました。

私達は誰しも完璧ではないし、未熟だけれども、決して致命的なミスはないし、

仏様やご先祖さまがいつも優しく見守っていてくださっているということを忘れないで、これからも頑張って生きていきます。

また、こんな私でも見捨てず、大切に育ててくれている父と母にも感謝したいです。いつか恩返しできたらと思っています。

本当にありがとうございました。

吉田さん
回答していただきありがとうございました。

吉田さんが提示してくれた3つの方法を参考にしてこれからも頑張ります。

この時のことは嫌な思い出として残るかもしれませんが、皆どこかで失敗したり恥をかいていると聞いて、少し心が軽くなりました。

なので、これからはもう引きずりません。当時の担任はいまでも苦手です。

ひどい言葉を言われたり、授業中、クラスメイトの前で、私に向かって「こんな単純なことも覚えてないの?」と馬鹿にされたりしました。

しかし、いまは「先生なのに生徒に対して思いやりを持てないなんてひどい人」「私はあんな人にはなりたくない。私は他人を思いやって生きるぞ」という気持ちです。

また、吉田さんのおっしゃる通り、その程度の先生なのねとも思うことにします。

本当にありがとうございました。

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