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母が亡くなり、後悔がある。謝りたい。

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先日、母が50歳と若くして亡くなりました。
タイトルの通り、母の死に後悔があり、謝りたいです。

母は脳にガンの転移があり、4ヶ月ほど前から、日常生活全てにおいて介護が必要な状態になりました。

まず、母の介護に関して、私はよくやったと思っています。

オムツの交換や、服薬、食事の補助、病院への付き添いや運転など、ほとんど私が行っていました。

客観的に見ても、介護や家事の負担は、私が大部分を負っていました。
他の身内には介護に時間を裂けない事情がありましたし、私にも長男としての責任がありましたので、そのことに不満は全くありませんでした。

母は、よく「感謝している」「申し訳ない」と言っていました。
他の身内や、医療関係者の方も、私はよくやっていると言ってくださっていました。
そのことは誇りに思っています。

本題になりますが、私の後悔は、母が亡くなる1ヶ月ほど前からの私の振る舞いのことです。

その頃から、母の体調が悪くなり、助けを求められる回数が多くなりました。
夜に起こされることも多々あり、最終的には丸一日側にいなければならないような状態でした。

そのストレスから、私の介護がどんどん荒っぽくなりました。

冷たくあしらったり、適当に介護したり、言動が荒くなったりしました。

特に、母が亡くなる2週間前には、かなり高圧的な態度で話してしまいました。

その時に、母に「だったら死なせて欲しい」と言わせてしまいました。

同時に、「私を愛している」とも言ってくれていたのですが、つまらない意地を張り、「私も愛している」と伝えられませんでした。

その次の日から、母がうまく話せなくなってしまい、その喧嘩が母との最後のまともな会話です。

また、その次の日から母の姉が介護に来てくださったので、私はあまり介護に関わらなくなりました。

そして、母の容態が急変し、亡くなってしまいました。

あの喧嘩のせいで、母は喋れなくなったのではないか。容態が急変したのではないか。
なぜ最後の最後で介護に関われなかったのか。
なぜ最後の会話があんなものになってしまったのか。

後悔が溢れます。

母の遺体に謝罪し、「愛している」と語りかけましたが、母は死ぬ前に聞きたかったはずです。届いたのかも分かりません。

私はどう懺悔すれば良いのでしょうか。
また、どうすれば母に謝れるのでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

何も心配いりません。大丈夫です。

れーくんさんのご心痛お察し申し上げます。
そして、お母さまのご冥福をお祈り申し上げます。

まずは、れーくんさんはよくお母さまの介護に尽くされました。長男と言えどもまだ若いれーくんさんです。オムツの交換からはじまり服薬、食事の補助、病院への付き添いや運転など、他人にはできないことを懸命にされたのですから、お母さまはとても喜んでおられるでしょうし感謝をされていると思います。

たしかに、亡くなられる前は、書いておられるような対応しかできなかったことを後悔されていますが、私たち第三者からみれば、介護の大変さから様々な状況からみても決して後悔するようなことはないと言えます。

ゆえに後悔はしないでください。むしろお母さまからみれば、とても大変な思いをさせてしまったと逆に後悔されています。しかし、お互いが辛い経験をされたのですが、それ以上に大切なことも経験されたのだと思います。
親子されど親子です。深い意味があってのことだったと思います。

こうして、れーくんさんの胸の内を書かれたことは、当然ながらお母さまも見ています。感じています。そして、これからはお母さまは肉体的な苦しみはありませんから悩む必要はお互いにありません。

これからは、れーくんさんの人生を大いに楽しんでくれることをお母さまは望んでおられます。れーくんさんがお母さまに感謝すること以上に、お母さまはれーくんさんに感謝しています。ゆえに後悔はする必要は全くありません。「愛している」は伝わっていますから、心配しなくても大丈夫です。れーくんさんの傍らでこの質問を書かれた時に一緒に読まれています。同時にこの回答も同じです。

再度、言います。反省も後悔も必要はないと言うこと。そしてお母さまは常に、れーくんさんが思えばそこにいるということです。
本当にお疲れ様でした。

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質問者からのお礼

鈴木海祥様

お答えいただきまして、誠にありがとうございました。

母は私が思えばそこにいるとのお言葉、とても勇気付けられました。

やはり、完全に後悔しないということは難しいと思います。

しかし、母に心配をかけないように、少しづつ前を向いていこうと思います。

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