生意気だった過去の自分
お世話になっております。
過去の自分が生意気だったことを思い出し、悩んでいます。
たとえば、自分が子どもということを忘れて、母に「うざい」などという言葉を、一丁前に喧嘩のたび使っていました。
それ以上のひどい言葉は言わなかったのですが、いまでも申し訳なく思っています。こんな私でも両親は大切に今まで育ててくれたので、いつか恩返ししたいです。
また、高校生のころの話ですが、部活前に友達がくれたチュッパチャプスを、口に咥えたまま部活動をしていたことがあります。
すると、それを見ていない先輩が、他の先輩から伝言されたのか突然目の前にやってきて、
なにしてるのか、こんなことをしたのはあなたが初めてだと叱られました。その先輩はその代で1番怖いといわれていた人でした。
何十人もの部員の前だったので恥ずかしかったです。自業自得なのですが…。ちなみに、その先輩は引退のとき手紙で、強く怒ったことに対して謝ってきました。
このように、過去の自分は生意気でした。思い出すたび、自分が情けなくなります。どうしたらこのような自分を割り切れますか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
これからもご精進なさって下さいね
拝読させて頂きました。
あなたがそのように過去の自分の言葉や行いが生意気だったと深く後悔なさってお悩みになっていることを読ませて頂きました。あなたのお気持ちよくわかります。私も過去のことを思いだすと「穴があったら入りたい」と思いますし、「顔が真っ赤になるほど赤っ恥かいた」と思いますし、「両親やいろんな人に迷惑かけた」と思います。あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
あなたがそのように思い出されて過去のことを深く後悔なさり反省なさっているということはそれだけあなたが精神的にも成長なさった証でもあります。
「井の中の蛙大海を知らず」のことわざの通り自分の殻の中にいたのではいかに自分が小さいはかない存在なのか愚かな存在なのかはわかりません。
あなたがご両親を始めいろんな方々とのかかわりあいの中で身をもって学び、そしていろんな経験をなさりある意味いろんな赤っ恥を嫌というほどかいてきたからこそご自分の今までの考えや言葉や行いや態度を見つめ直すことができるようになってきているのです。
ですからあなたがそう考えることができるということは心も成長をつづけているということなのです。
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」ですし、「若い時の苦労は買ってもせよ」という言葉もある通りいろいろな方々と一緒にいろいろ考えやってみて初めていろんなことが身になってくるのです。
ですからこれからもどうぞ失敗を恐れず恥をかくことを恐れずに前向きに歩んでいって下さいね。多くの方々がいつもあなたを励まし支えて下さっているのです。
「脚下照顧」ですね、日々自分の足元を見つめながらどうぞご精進なさって下さいね。
あなたがこれからも沢山の方々に守られて恵まれながら皆さんとのご縁を大切になさり感謝なさり、心豊かにご成長なさっていかれます様心よりお祈り申し上げます。
そしてあなたを心から応援していますね。
質問者からのお礼
回答していただきありがとうございます。
恥をかくことを恐れずに色々なことを頑張ります。
本当にありがとうございました。