こんにちは。
ご質問読ませて頂きました。
毎日不安で仕方ないとの事、
私もそうですし、誰でもその大小に関わらず不安の１つや２つ所有しているものです。

でも、こあ様の様に、毎日不安な気持ちで心が縛られていては、仰られるように仕事に集中出来ない。何をしても楽しくない。
心が荒んでいく一方です。

恐らく、こあ様は想像力豊かで、考えすぎてしまうご性格故に(間違っていましたら申し訳ございません)心が「妄想(人間の心をがんじがらめに縛り付ける邪念)」に蝕まれてしまっているのではないでしょうか…？

禅の言葉で「達磨安心(だるまあんじん)」と言って禅宗の開祖達磨大師様と、その弟子慧可との以下の問答から生まれた言葉がございます。

慧可 「私自身、どうしても不安を取り除く事が出来ません。 どのように不安を払いのけ安心を得る事ができますでしょうか？」
達磨 「それなら、安心させてあげるから、その不安な心とやらをここに持っきなさい」
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慧可 「不安な心を探し求めましたが、見つかりませんでした」
達磨 「すでに、あなたを安心させましたよ」

この問答からも分かるように
不安とは己の心が勝手気ままに造り出しているもので姿形の無いものです。

その様な目に見えない、まだ起こってもない事柄に不安を抱き、蝕まれている自分を客観視してみると可笑しくもあり、又不安に思いを致す時間があるのなら、この一度切り、待ったなしの人生を大切にし、今に集中して生活していこうと思えてきませんか？
不安に苛まれるのも、安心を感じるのもこあ様の気の持ち方次第です。
どちらにも転じて行けるのではないでしょうか…。
１日でも早く、こあ様が不安から脱せられる事を念じております。
隆介 合掌

隆介

龍松山 養泉寺

少しでも皆様のお気持ちに心を寄せて行けたらと思っています、どうぞ宜しくお願...

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