回答 2
有り難し 46許せない人がいます。
周りの友人は、そんな事早く忘れなよと言います。
ですが、他人にとって些細な出来事に過ぎないのでしょうが、私にとっては大きい出来事でした。
もう八年前のことなのですが、自分なりに尽力してきたことを全否定される言葉を吐かれました。
その言葉に酷く傷つきました。今でも忘れられない一生の傷です。
それ以降、その人たちとは口を利いていません。
確かに、私にも至らない点があったと思いますが、結果の優劣を押し付けられるほど至らない存在だったのかと思う日々です。
その時のことを思い出す度に悲しさと憎い感情が込み上げてきます。
いい加減忘れたいと思うのですが、ふとした時に思い出しては、悲しくて泣いたり、憎くて仕方がなかったりします。
どうすれば忘れられるのか、全く分かりません。
私は一体どうすれば良いのでしょうか？
彼らの事を許せば良いのでしょうか？
お坊さんからの回答 2件
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"彼らの事を許せば良いのでしょうか？"
え？なに？ゆるしたいの???
べつに無理してゆるさなくてもいいじゃん。
"どうすれば忘れられるのか、全く分かりません"
残念ながら、あなたの記憶から都合よくそこだけ抹消する事はできません。しかし、その強い怨恨のエネルギーを慈しみの原動力に変換する事は可能ですよ。
あなたがヤツらに傷つけられた分、あなたと同じように深く傷ついている人たちの痛みを分かち合い、慰め、支え、励ますことであなたの心は浄化されていきます。やがて、あなたの浄化が進んでいくと、むしろヤツらのかつての酷い仕打ちにさえも感謝できるような日が来るかもしれない。
自分自身を許していないのに他人を許すことはできません。
こんなに、しかも８年もの間、誰が苦しめてきたのですか？
彼らですか。いや彼らは、すみこさんがそんなに苦しんでいることなんか全く知らないでしょう。ただただ、すみこさんがすみこさんを苦しめてきただけのことです。
だから、そんなに苦しめたすみこさんを許してあげてください。
まずはそこから始まります。
回答ありがとうございます。
お言葉をいただいてから、自分は一体何に対して「許せない」と思っていたのかを考えさせられました。
考えた結果、私は悲しいと思っていただけだと気づきました。
私自身、彼らがあんな言葉を吐いたのは、私が彼らの満足のいく結果を出せなかったことが原因だと自覚していました。
言われても仕方のないことだと分かってはいたものの、そこまで言わなくてもいいじゃない、私なりに努力したのよ、と悲しさを感じていました。
ただ、こんな悲しい思いをしているのは私だけで、彼らは私がこんな思いをしていることなど知らず、きっと自分たちが言った言葉すら忘れているだろうと思うと、それが悔しくて、憎しみに変わっていたのだと思います。
鈴木様が、そんな私のことを許して良いと言ってくださり、心が軽くなり、涙が出ました。
本当はずっと誰かにそう言って欲しかったのだと思います。
これからは自分自身と向き合い、前を向いていきます。
ありがとうございました。
