息子に与えた絶望感
回答 2
有り難し 58息子は、優しく穏やかなスポーツマンで、本当に愛しい存在でした。
ある夜、家庭内でのルールを破ったことがキッカケで息子の大切な大切な携帯電話は壊されました。彼は夜のうちに家を出て、翌朝戻りました。帰宅後に話をして、携帯電話は解約させることになりました。彼は解約に対し、随分と抵抗しました。その後、すぐに彼は自室にて縊死しました。
私の後悔はつきません。
彼が帰宅したとき、真っ先に叱りつけました。どこにいたんだ、友達の家になんて行って迷惑でしょ、と。そして、携帯電話解約の通告も私の口からしました。きちんと勉強しなさい、と、小言しかいいませんでした。
彼が自室に行き、すぐに昼食の時間になりましたが、食卓に現れない彼はきっと疲れて眠っているのだろう、と呼びに行きませんでした。
彼が自室に行って約1時間後に、食事をするように声をかけようと、彼の部屋へ行きました。2つのドアのうち、いつも出入りするドアにカギがかかっていました。寝ているのを起こしたら悪いと思い、裏手のドアにまわると、少しドアが開いていました。静かに中を覗くと、彼は首をつっていました。彼の雑然とした机の上には、よく切れるハサミが置いてありました。
彼の帰宅に際し、心配していた、無事で良かった、と優しく言うことができればこんなことにならなかったのでは。
食事の支度が出来たときに彼を呼びに行けば助かったはず。彼は私に助けてもらうつもりだったのではないか。だからハサミが置かれていたのではないか。
彼は私を待ちながら、寂しい気持ちで逝ったのではないでしょうか。私が彼を絶望させた上に、母親は助けに来なかった、とさらなる絶望をあじわいながら亡くなったと思うと、申し訳なく、何と冷酷な母親だろう、との思いがとめどなく溢れます。
彼に謝りたいです。彼のことが大好きで大切な大切な息子でした。私の罪をどのように償うべきか教えてください。下に遺された兄弟のことも幸せにしてあげなければなりません。私には何ができるのでしょうか。罪の重さに押しつぶされそうです。許されたいです。
お坊さんからの回答 2件
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多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
最期のときは、仏様がご一緒してくださいましたよ。救うからねと
プロフィールや前回の質問も読ませてもらいました。
あの日、あの時、対応が違っていたら、、、
そう思うのですよね。
私のせいだと。
親なのに、そばにいたのに。
ごめんねって。会いたいよって。
毎日毎日、頭から離れないのではないですか。
光景も、表情も、声も、
こんなに愛おしいのに、もういない。
あなたの苦しみや自責の念は、どれほどのものかと思います。
心配です。あなたのことも。
そばにいてあげたい。
大切な息子さん。これからも親子です。
今、してあげられることは、彼を想って手を合わせていくこと。彼の声を聞いていくこと。
こうして、彼への想いを言葉にしていくことは、向き合う、また罪を償うためにも、きっと大事な時間でしょう。
残された者は、それでも生きていかなきゃならない。まことに生きるということは、苦でもありますが、縁あった大切な命だから、苦しくても忘れたくない命ですね。
あなたの気持ちが前を向くまで、いつまでだって、私も彼を想って手を合わせていくわ。
そして、あなたの心の声を、こうして聞いていきます。
人間は、愚かな生き物です。
起きてからしか気づけない。
だけど、だからこそ、仏様は、見捨てたりされません。
息子さんの最期のときは、仏様がご一緒してくださいましたよ。あなたを救うからねと。
そして、今 後悔の中にいる あなたのことも、それでも見捨てないと、よんでくださる。
一緒に手を合わせていきましょう。
きっと、その先に、息子さんは仏様と生きていてくれます。仏様の世界で。
よかったら、メールください。
あなたが涙するなら、私はそばにいたい。
お気持ちをゆっくりお話しなさって下さいね
拝読させて頂きました。
大切な息子さんが突然お亡くなりになられてあなたもご主人様も大変驚かれ、深く悲しみ様々なことが頭の中をおおいつくし深く後悔なさっていらっしゃることを読ませて頂きました。
あなたやご主人様のその思いがいかばかりか定かにはわかりませんけれども心よりお気持ちをお察しします。
息子さんが必ず仏様に救われて心安らかになります様に仏様にお祈りさせて頂き、心を込めてご供養申し上げます。至心合掌 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
息子さんは必ず仏様がお導きなさって下さいます、息子さんは先にいかれた親しい方々やご先祖様方に優しく迎えられて、心から安心なさいます。そして皆さんと一緒に一切の迷いや苦しみや辛い思いからも解放されて心円満になるでしょう。息子さんはご先祖様方と一緒に仏様から導かれ安らかにご成仏なさいます。そしてご先祖様方と共にこれからもずっとあなたやご主人様やご家族の皆さんや親しい方々を穏やかに見守り続けて下さいます。
あなたやご主人様の悲しみや後悔のお気持ちは消えることはないとは思います。どうか息子さんに心からお向き合いなさり手を合わせて心を込めてご供養なさって下さいね、そしてあなたやご主人様のお気持ちをそれぞれにありのままゆっくりと息子さんにお伝えなさって下さい。様々な思いが頭の中によぎりあふれてくるかとは思いますがそのまま息子さんに心からお話しなさって下さいね。
息子さんはあなたの思い、ご主人様の思いをありのまま優しく受けとめて下さいます。そしていつも寄り添っていて下さいます。
あなたやご主人様と息子さんとのご縁はこれからもずっと続いていくのです。そしてあなたもご主人様もこれからも息子さんと共に生きていくのです。
いつの日かあなたもご主人様もその天寿を全うなさる時が必ず参ります。その時には必ず仏様がお導きなさって下さり、息子さんがご先祖様方を連れて優しくお迎えになって下さいます。そして喜びを分かち合うことでしょう。
また宜しければぜひあなたのお気持ち、ご主人様のお気持ちをこの場でもお聞かせ下さいね。私達はいつもお待ちしていますね。
そしてもし宜しければ「分かち合いの会」にもご参加なさって下さいね。そしてそれぞれ思いをお話しなさり、様々な方々のお話にも耳を傾けてみて下さいね。
http://www.bouzsanga.org/
質問者からのお礼
教善寺ご住職様
早々にお返事頂きありがとうございます。おっしゃるとおり、あの日を思い出して、どうにもならないことをどうにかできないものか、と諦めきれない思いで過ごしています。
自分の罪を認め、彼が穏やかに安らかにいられるように、私のなすべきことをしたいです。まずはご助言のとおり、手を合わせ、彼に気持ちを伝えて参りたいと思います。
ありがとうございました。
一向寺ご住職様
前回の質問に引き続き、お返事頂きありがとうございます。先日、四十九日を無事に終えることができ、ひと区切りついたつもりでしたが、心はまだまだついてきません。
ご助言いただき、息子に語りかけながら、いつか会えるときのために、精一杯生きなければ、と思うことができました。
ありがとうございました。
