恨みの感情を消すにはどうすれば?
中途入社の年上の部下が、仕事での不正や業務命令違反を繰り返すので、会議の席で叱責したところ、外部機関にパワハラと訴え、風聞を恐れた会社より降格と別部署への異動を言い渡されました。
自因自果とは考えて前向きに生きたいと思ってますが、天職だと思っていた部署を異動になったこと、年収が下がったことに対し、今の部署で上手くいかない度に思い起こしては恨む気持ちが出てきてしまいます。
理屈で理解していても、心から恨みの感情を消し去るにはどうしたらよいでしょうか?
思い起こす度、心臓が締め付けられる感じです。
当時は、その部下はあまりにも不正行為や業務命令違反が多いので、短絡的に叱責したことを猛省したものの、新部署で失敗する度に、このような境遇になったことへの恨みの感情が大きくなってきて苦しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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思い出すとむかつく
恨みは怒りの感情です。
感情って、脳内の分泌物みたいなものでしょう?
スイッチとなる思考が、憎しみの「気分」を出力させます。
つまり、憎しみは、ネタを思い出してるときだけ存在するのです。
心は瞬間ごとに浮かんでは消えていく波のようなもの。
心のスクリーンに映る映画は、瞬間ごとに新しい場面です。
あなたは、心の映画に出演する役者です。
恨みの台本を開けているときは恨みの役を演じてしまいますが、別のシナリオに集中しているときは恨みは滅びています。
全ての生命の幸せを願い、皆がニコニコと暮らす地球をイメージし、慈悲深い仏様のような役に没頭しましょう。
あるいは、淡々と仕事や趣味や日常生活に集中しましょう。
質問者からのお礼
感情とは何なのでしょうね。
何でこのような機能が人には備わってしまったのか。。。
努めて客観視し、心穏やかに生きれるように精進します。
上手く台本をコントロールできる監督になれるとよいのですが。
御指導有難うございました。