どんどん嫌な人間になっていってしまう
結婚して6年です。
もうすぐ知り合いに3人目が産まれます。
数年前は親戚が立て続けに妊娠。
みんな私より何歳も年上なのになぜ?私の何が悪いの?と思いました。
不妊治療もストレスや仕事のことで数年前でストップしました。
体外受精以上のことは金銭面でも不安があり、そこまでして欲しいと思ってはなく、そして里親制度も考えていません。
子どもがいる人は子どもがいる人なりの悩みがあるのは分かっています。
ですが、「子どもいるからいいじゃん」とか「お金ないお金ないって、子どもできたらお金いるのわかるでしょ?なんでつくったの?産んだの?」ってなってしまいます。
なかなか私には子どもができず、夫にも申し訳ない気持ちになり、もう死んでしまって保険金受け取って貰った方がいいんじゃないかと本当に思います。
夫は2人の生活でもいいと言っていますが、心の奥底では欲しいと思っているはずです。
田舎の農家の長男に嫁ぎ、余計に早く子どもがほしいって思います。
こんな嫌な性格だから子どもができないんじゃないかと悩み、コロナでおでかけや旅行もできず、ストレスもたまります。
こんな私ですが慰めの言葉をお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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子宝に恵まれないのは性格のせいじゃない
私のところは上の子が生まれるまであしかけ7年かかりましたので、私が36歳のときの子どもです。不妊治療もしましたので、お気持ちは分かるところもあります。うちも田舎ですし、お寺なんでご門徒も待ってくれていましたし。
お訪ねの文面だけでは、不妊治療をすれば何とかなるのか、何とかなる可能性はどれくらいなのかがよく分かりません。が、辛いのだけは事実ですから、こんなご時世でよけい滅入ってしまますね。
そうすると、何でも子宝に恵まれないのと結びつけてしまいます。周囲のご夫婦がどんどんお子さんをもうけられていくのに、自分たちだけがと焦り、ひがんでしまいますよね。経験ありますから分かります。性格が悪いから子宝に恵まれないはずはないけど、そうまで考えてしまう……。
もっと若い頃、よくマンガを読んでいたんですが、料理のマンガだと人生のすべては料理で解決する、麻雀のマンガだとどんな悩み事での全部、麻雀が解決するみたいな筋立てでした。
仏教ではそうはそうは考えません。あいつさえいなくなればと思っている悪党が仮にいなくなっても悩み事はなくなりません。次の憎悪の対象がすぐ現れてきます。人生には、これさえされば、も、あれさえなければ、も存在しない。水戸黄門の印籠みたいなものはない。常に苦しみや悩みと同居しているのが私たちの人生だと説きます。子宝に恵まれてもやっぱりいろんな悩みと同居することに変わりないわけです。
で、そんな悩み多き人生の中で、出来ることをやっていったらよいと思います。いまの自分に何ができるのかなぁ。不妊治療が辛いものでの可能性がある程度以上高いなら無理せず休みやすみでもお続けになる。可能性が残念ながら低いなら里親になることの考えてよいかもしれません。私の親類での里親になり、一人育てるうちにもう一人と、お二人を育てたご夫婦があります。里親については他人の立場で軽はずみに勧めるのはいけないかもしれませんが。
とにかく、お子さんに恵まれる恵まれないに固執しそれが人生のすべてみたいにお考えになるのだけはお勧めできません。そのうえで現状、何ができるのかをお考えになりできることを見つけてそれをなさるのがよいと思います。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
相談して良かったです、心がほっとしました。
不妊治療も、保険適用になればまた再開しようかなと考えているところなので、今は温活と運動を頑張ります。
思いきって相談してよかったです。
本当にありがとうございました。