どんな仕事に就きたいかわからない
まず、読んでいただきありがとうございます。
大学を卒業し一旦は就職をしたのですが、忙しく将来的にずっとやっていけないと思ったのでやめてしまいました。そこからまた新しく職に就こうと就活をしているのですが、「人柄や印象はいいけど、志望動機が薄い」と面接で落とされてしまいます。
これは大学時代にも悩んでいたことで、正直言ってやりたいことはありません。いつも志望動機はどうするか、で悩みます。大学時代に内定をいただいたところも、そこしか受からなかったから入っただけで、特にとてもやりたいというわけではありませんでした。
とにかく働きたいという意思だけではだめなのでしょうか。というか大学を卒業してから一、二年経ってもこんなことを言っている自分に嫌気がさします。友人も後輩も働いていて、いつまでも自分だけ子供のようで辛いです。現状を親や就活支援の方々以外に詳しく話せていません。
とにかく、何がしたいのか聞かれてもいつも答えに困ります。中身のない自分にがっかりします。ずっと空回りしている気分で、もう全部何もかもやめてしまいたいです。そんなのとにかくやりたいことを探すしかないだろう、と思われることはわかっています。でも本当にわからないんです…。
一言でもいいので、励ましの言葉をいただけたらと思います。もうほとんど諦めそうなんです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
とりあえず働いてみる!
みずきさんこんばんは。
このことを質問を受けた時にいつも答えるのが、やりたいことが見つからない時はとりあえず何かやってみる!!
です。私たちの僧侶の世界でも脱サラして憧れて僧侶になられる方がいらっしゃいます。しかし多くの人が少しの期間でイメージと違う 本当にやりたいことじゃなかったと辞めていく方がいらっしゃいます。
やりたいと思って入っても心一つでイメージはガラリと変わります。これは逆にしかりだと思います。自分では向いていない合っていないと思っても実は合っておもしろいと思うかもしれません!お金を稼ぐ限り嫌なことも良い事も乗り越えいってお金を稼ぐ事だと思うので自分のやりたいことを見つけるために就職するでもいいんではないでしょうか?向いてるか向いていないかは自分ではなく他人が決めることです。就職の面接が受かるということは最低限その仕事は向いてる可能性が高いということなので続けてみてください。続けて見えるものがあります。
感情に蓋をしないで
みずき 様 相談ありがとうございます。
そう、仕事はしたいけど何がしたいかわからない。では仕事以外では何がしたいのでしょうか?
それでも、何もやりたくなくなっているのは、何かの辛い体験(例えば仕事が忙しく辛かったなど)で、その体験を辛い・苦しいと感情を出さずにただ離れていっただけが原因だと思います。辛い・苦しい感情を誰かに聞いてもらうとか、何かで発散しせず、感情に蓋をすると、喜びや楽しみの感動の感情も感じにくくなるのです。そして好きなことでも、喜びや心地よさを感じなくなるので、何もやる気がなくなっていきます。
つまり、感情に蓋をしないで、うれしい時は嬉しいとしっかり感情表現していくのです。美味しいものを食べたら「これ美味しいね!!」と少し大げさに表現していきましょう。テレビなど笑えるシーンは思いっきり笑い、泣くシーンはしっかり泣く。そして自分の失敗談は恥をさらけ出すくらいに出して、自分で笑うなど、感情を出していくことで、だんだんと分かってくることがあります。
それは、あなたのこれまでの感動体験や嬉しい体験、楽しい体験、充実した体験から学べるということです。
その体験を、今、思い出して少し大げさに感じてみてください。その中に、あなたのやりたいこと、できそうなことが隠れていますよ。
直ぐに仕事に結び付かないかもしれないけど、自分の感動体験が支えてくれますよ。自分の人生は自分が主人公、自分が仕事を作ってもいいじゃないですか?
自分を責めずに、自分に喜びを見つけていきましょう。誰でも輝ける種を持っているのです。(^^)/