今を生きる上での心構えについて。
お忙しい所、質問失礼します。
昨今はコロナの影響により、世代に関係なく苦境を強いられているというニュースを良く目にします。
また、自分の人生を顧みて、全体的に不幸である今を喜ばしいという意見も散見され、混乱しております。
かくいう私は、有り難いことに世代的にも恵まれており、この状況下でも上手く適応して生きていられる幸せ者であると自覚しております。(もちろん、この場以外でそれを口外はしていません。)
よって、苦しい立場にいる人から「不幸になれば良い」と思われるのではないか、また、他者大勢の不幸の上に自分の幸せが成り立っており、間違った生き方をしているのではないかと不安になるときがあります。
過去にも他者に対して申し訳ないこともしてきましたし、そんな私が余裕に、幸せ者と呼べる生活をして良いのか・・・と。
自分は、自身に余裕があると思うなら人一人救う行動をしろ、苦境に理解を示す努力をしろと自分に対して思いますし、かといって適応的な今に対して不満はないし・・・と、結局自分が可愛い思考に陥ってしまい、良くない人間だと延々と考えてしまうことがあります。
そこで、どうすれば誰からも恨まれないか、どのような心持ちでどのような生き方をするべきなのか、ご教示いただきたく存じます。
とりとめもない乱文ですみません。
よろしくお願いいたします。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
八風吹けども動ぜず
お釈迦様は言いました。「称賛だけされる人はいない。非難だけされる人はいない。」
称賛されていても別の人からは非難されるし、非難されていても別の人からは称賛されていたりするものです。
良いことをしても感謝されることがあれば別の人からは恨まれることもあるのです。
それは仕方のないこと。
なので、大切なことは動じないことです。
自分の考えをしっかり持って周りの視線や称賛や非難に動じないことです。
自分が正しいと判断したことをたとえ誰かに非難されても実践する意思の強さです。
もちろん自己中な判断ではいけませんが。
自分が幸せな人生を送りたい、その為には自分の周りの人達も幸せな人生を送って欲しい、そしてその為にはより良い社会になって欲しい、そういう思いで生きたらいいと思いますよ。
ちょっと考えてみて下さいね
拝読させて頂きました。
あなたがご自分のことを様々試行錯誤なさってお考えなされていることは私はとてもいいと思いますよ。私達は一人で生きているのではありませんから人のことを思いやる気持ちを持つのはとても大事だと思いますからね。
あなたが幸せに生きることはあなたが思うような「人の不幸の上に自分の幸せがある」ということはいかがかと思います。
人は誰しもが幸せに生きたいものですし、誰しもが幸せに生きる権利があります。
世の中を見渡すと確かに大変な災害や争いにみまわれて大変辛く苦しい思いをなさっていらっしゃる方々や不幸な方々もいらっしゃると思います。
ちょっと考えてみて下さいね「本当の幸せとは何でしょうか?」「どのような状態がどのような心のありようが幸せと言えるでしょうか?」
答えは人それぞれに様々あるとは思います。
よろしければあなたのお考えになる幸せをじっくりと見つめてみましょう。
質問者からのお礼
まず、コメントをくださり誠にありがとうございます。
お返事が遅くなり申し訳ありません。
コメント、じっくり拝読させて頂きました。
勝手に思い込んで気持ちが暴走していた部分があり、勢い余ってしまったなと、反省しております。
上手く言葉にはできませんが、他者とともに自分が幸せに過ごすことを人生の目標にし、生きていきたいと思います。
本当にありがとうございました。