精神疾患のある友人について
精神疾患のある友人がいます。
鬱病傾向で、自己肯定感が低く、ことある度に落ち込んで希死念慮が激しくなります。
自分はその友人のことが好きで、話していると楽しいのですが、落ち込む度にどう声をかけていいのかわからず、正直面倒だなと思ってしまいます。
友人は親から虐待を受けていたことがあるなど、私には到底理解してあげられない苦しい過去を持っています。
友人のことを理解してあげたいと思う反面、私のような普通の家庭で平凡に育った人間がどう関わったらいいのか、そして正直面倒くさいと思う自分もいて、悩んでいます。
まとまりませんが、今後こういった友人とどう付き合っていったらいいのかアドバイスいただければと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
出来る範囲内で十分
こんにちは。
「友人のことを理解してあげたいと思う」のですね。
優しいあなたがいて、そのご友人は幸せでしょう。
その反面「落ち込む度にどう声をかけていいのかわからず」と戸惑うのですね。
これも、「理解してあげたい」の心があるからだと思います。
また、「正直面倒だな」とも思うと書いています。
「面倒」ということは、「正直」なところで関わりきれない、一緒に抱えてあげられないという心の状態を指しているのでしょう。
その「正直」なところは、「正直」そのままでいいと思います。
あなたは無理をせず、今まで通りに関われる範囲で関わればいいと思います。それだけで、そのご友人は随分と救われていると思いますよ。言葉や、態度で具体的になにかしなければと思わなくても、ただ側にいるだけ。それでも十分だと思います。
そのご友人の被虐体験の内容など具体的な所は分からないので、一般的な案内になりますが、もしご自身で余裕があったら関係のカウンセリング、心理学本を読まれると参考になるかもしれません。これも余裕があったらでいいので試みて下さい。
いずれにせよ、当面は「面倒」でない範囲を、自分の中で意識するだけでもよいと私は思います。
質問者からのお礼
お返事が遅くなって大変申し訳ありません。
質問してから色々あり、結局その友人とは縁を切ることになってしまいました。せっかくアドバイスいただいたのに申し訳ない思いでいっぱいです。
この経験を忘れずに色々考えたいと思います。ありがとうございました。