気心知れるといたずらする人の心理とは?
小学生の頃から今まで付き合いのある長年の幼馴染がいます
社会人になった現在も月1回くらい会う仲で一緒に過ごして楽しいです
しかしその友達は少し変わっていて、リアルやネットで人と知り合い、仲良くなり慣れ親しんだ頃になるとよくわからないいたずらをするのです
まるで相手の反応を伺っているようでずっとそんな面ばかり気になっていました
自分には特にそんなことはしてこないので不思議です
例にあげると
リアルで知り合った人には過去に女の子としてなりすましメールをしたりネットでサンプル品を送ったりなどをしていました(現在は本人たちにバレて距離を置かれています)
ネットで知り合った人には過去にとあるゲームアプリの女の子になりすましてネット知り合った人のフレンドIDを掲示板に投稿していました(こちらもIPアドレス?でわかったみたいで距離を置かれています)
幼馴染は昔からいたずらやドッキリが好きで人にすることがあって相手の反応を伺って「ヤバいね」「そんなことあったの!?」などと言って一人で楽しんでいる様子でした
作り話などもたまにしている時があります
しかしせっかく人と知り合ってもそんなことで拗れてダメしているならやめればよいのにとアドバイスをしました
本人はことが終わって相手との関係が悪くなったりすると落ち込んだりそんなつもりじゃなかったのになどと反省をしている様子なのですが一体なんなんでしょうか?
そして最近はそのようなことも減ったみたいですが自分が今までやったことを思い返したのか反省していて自分ってなにがしたいんだろう、みんなは普通に友達と仲良くやってるのにと酒を飲みながら落ち込んでいました
でもなんでそんなことをするのか理解できません
人のことを笑わせたりアクティブで自分のことより人より優先したり口も上手でみんなを楽しませたりすることができる反面後先考えずに突発的な性格なのはわかりますが、話題が欲しいのか、刺激がほしいのか、自分はずっと気になっていました
こういう人っているのでしょうか?
自分より明るく良いところもたくさんもってるのに使い方が下手、才能を無駄にしているなと感じます
こういうのを活かせる仕事に就ければ変わってたのかなとも思いました
幼馴染に少しでも変わって欲しいと思うのですがその前にこういう性格についていろいろ知っておきたい部分もあります
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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ユング心理学的に
こんにちは。
ご質問の幼馴染さんの様子を伺って、私が頭に浮かんだのは20年以上前に学生時代で学んだ心理学(ユング心理学)に出てくる内容です。
フロイトの弟子であったユングは、心(無意識)の中に古代から伝えられてきた要素「元型」が洋の東西を問わず全ての人に存在すると提唱しました。その要素の中の一つが「トリックスター」です。
現代で所謂トリッキーというニュアンスで表現され、奇をてらったさま、罠やひっかけがあって油断ならないさまのごとく、そういう要素が人間の心の奥底にあるということです。
「トリックスター」は様々な物語の中で、賢いいたずら者、道化師のように面白い人物として登場します。物事を引っ掻き回しますが、それは単にかき回すだけではありません。
旧態的な秩序・常識・規範(保守的な権威構造)を軽快な笑いや批判で解体させるとともに、再構築を促す切っ掛けを作り出しているのです。
これは、硬直した時代、社会を変革するのに有効であり、そういう心の一面を強く持つ人はそれだけ有用な存在となりえます。
しかし、これは時代の変革期、激動期には歓迎される場合もあるのですが、平穏な社会、人間関係においては衝動的、破壊的に働いて周囲を困惑させてしまいます。諸刃の剣のような人格ということです。
幼馴染の「いたずらする人の心理」は、ユング心理学的にはそのように説明できると思います。ご興味があったら、ユング心理学、河合隼雄さんのキーワードで書籍を当たってみて下さい。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
参考にして友達を大切にして頑張っていこうと思います。