弟の突然の自死。私ができる供養は?
弟が20代で自死を選んでしまいました。兄弟は私と弟だけで、私は結婚して遠方に住んでおり、弟はまだ未婚で父と母と暮らしていました。
家族それぞれと付き合っていた彼女宛てに遺書もあり、「誰のことも責めないでほしい」とありました。
弟は最近、付き合っていた彼女との将来や、20年以上仲の悪い父と母の間に挟まれていること、仕事の給料が思わしくない事など色々と悩んではいました。
しかし、自死を選ぶとは、、、3年程前から考えていたとも遺書にありました。
今心配な事は、まず自死を選んだら人は上に上がれず苦しむ。とよくネットの情報などで見かけます。けれど、そんなのは家族として絶対に嫌です。私が弟にできる供養の仕方を教えて下さい。
2番に、父と母の精神状態について。70代手前で、息子を突然失ったことに深いショックを受けています。しかも2人は私が幼い頃から夫婦仲が悪く、離婚はしていませんが助け合っていけるような夫婦ではありません。娘としては、両親が後追い自殺してしまうんじゃないかと毎日不安に襲われています。私は何と2人に声をかけてあげればいいのでしょうか?
最後に、日々私も気持ちは落ち着いてきていますが、一人になったり夜になると、死んでしまいたい気持ちになります。両親が不仲だった為、弟は1番心の内を話せる理解者でした。その弟を失った悲しみは大きいです。乗り越えられるか分かりません。
乱文で申しないですが、ご回答頂けますと有難いです。よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お悔やみ申し上げます。
南無阿弥陀仏。
若い人があの世に旅立つのはとても悲しいことです。
自死というのは様々なストレスにより起きた心の病による死、つまり病死です。ですから弟さんは何も悪くありません。悪いことをしていないのですから死後に悪いところに行くこともありません。むしろ無数のご先祖様や仏様や菩薩様が良き所に導いてくれていることでしょう。今は既に心の病から解放されていることでしょう。なのでどうか安心してください。
供養についてはあなたの信仰する宗教宗派に合わせたら良いですよ。どのような供養であっても必ずご先祖様や仏様や菩薩様が導いてくれますからね。
またご両親も弟さんのためにご両親の宗派に合わせた供養をすれば良いですからね。また遺書にもし何か望みを書かれていたら、可能な範囲でそれを叶えてあげてくださいね。
弟さんが旅立った悲しみはずっと続きます。悲しみがこみ上げてきた時は涙を流して泣いてくださいね。仕事中、家事中、運転中、不意に思い出して涙が出そうになったら手を止めて、運転中なら安全なところに止めて、泣いてくださいね。落ち着いたらまた始めたらいいですからね。
永遠の時の中で、必ずいつかまた会えると信じて生きていきましょうね。
お独りで抱えずに
拝読させて頂きました。
大切な弟様が突然病いでお亡くなりになりあなたもご両親様も大変なショックを受けておられるでしょう、そして深く悲しんでおられることでしょう。あなたやご両親様のお悲しみは大変深いでしょう、皆様のお気持ちを心よりお察しします。
お亡くなりになられました弟様が仏様に救われて心から安らかになります様仏様にお願いし心を込めてご供養させて頂きます。南無阿弥陀仏なむあみだぶつ
弟様は必ず仏様が速やかにお導きなさって下さり、先に往かれた親しい方々やご先祖様方が弟様を優しくお迎えになさって下さいます。弟様は仏様のもとで一切の迷いや苦しみからも救われて心から安らかになり、ご先祖様と一緒に清らかに円満にご成仏なさいます。弟様はご先祖様と共にこれからもあなたやご両親様をいつも優しく見守っていて下さいます。
あなたもご両親様もその悲しみや後悔の念は尽きないことでしょう。どうかそれぞれの思いをそのまま仏様や神様やご先祖様方に心から手を合わせてお伝えなさって下さい。そして弟様に手を合わせてご供養なさり、弟様へのありのままの思いを弟様に心からお伝えなさって下さいね。仏様や神様やご先祖様方そして弟様はあなたの思い、お父様の思い、お母様の思いそれぞれをそのまま受けとめて下さいます。そしてその悲しみや後悔の思いに寄り添って下さいます。
弟様とのご縁はこれからもずっとずっと続いていくのです。いついかなる時のどこにいても何をしていても弟様は皆さんを見守っていて下さいます、そしてあたたかく寄り添っていて下さいます。
いつの日か皆様がその天寿を全うなさる時が参ります。その時にも必ず仏様が皆様をお導きなさって下さり、弟様がご先祖様と一緒に皆様を優しくお迎えになって下さいます。そして再会を喜び合うことでしょう。そして皆様共に安らかにご成仏なさっていかれるのです。
また宜しければあなたの思い、お父様の思い、お母様の思いをそれぞれに一人で抱えずに様々な方々と分かち合ってみてはいかがでしょうか。分かち合いの会もあります。
http://www.bouzsanga.org/
分かち合いの会ではそれぞれの方々のお気持ちをお話すると共に多くの方々のお話にも耳を傾けて頂き多くの方のお気持ちを聞かせてい頂くところです。どうかお独りで抱えずに分かち合ってみて下さいね。
質問者からのお礼
三宅様
ご返信頂きありがとうございました。自死を「病死」と捉えるというのは新しい視点でした。そう捉えることで、少し気持ちが軽くなりました。
そして、泣きたいときは泣いていいんだと思えました。頑張り過ぎずに少しずつ前を向いていこうと思います。心から、ありがとうございました。
Kousyo様
寄り添っていただき、ありがとうございました。そうですね、弟は亡くなってもいつも心の中にいます。死後の世界は目には見えないし、誰にも分かりませんが、弟は今一人ではなく安らかに居てくれると思う事で、少しだけ心が軽くなりました。
これからも弟を思い出して、辛くなったり悲しなったりする事はあると思いますが、いつか会えると信じて生きていきたいと思います。本当にありがとうございました。