交際、結婚を反対する親に上手く説明したい
昨年夏からお付き合いしていて、結婚する予定の彼がいます。お互いバツイチで、彼はひとまわり年上です。
お付き合いし始めてすぐに母親には彼のことを話しました。すぐ母親から父親に話がいき、猛反対でした。母親からは「あなたは恋愛については、とんちんかんで常識がない」「このまま私たちと喧嘩別れみたいになってもいいんだね?」と言われました。
離婚して実家に戻っていた私でしたが、朝9時に家を出て夕方に家に戻ってこないだけで「朝早くから外出していて、まだ帰ってこないなんておかしい、どこにいる早く帰ってこい」と怒られる状態。心配されているのも分かっていたので聞き入れて帰っていましたが、自立したくて一人暮らしをし始めました。
その後も彼とは続いており、今年の4月から一緒に暮らすことに決めました。引っ越し前に、私の両親に説明をしなければいけません。納得はしてもらえなくても伝えなければいけないという気持ちです。
しかし、夏に伝えた時のように悩むとすぐに体調不良で倒れる母親、怒りを母親にぶつける父親がまともに聞いてくれるとは思えません。
お互いバツイチですし、年の差や住んでいる場所(距離がある)については説明でなんとかなると思っています。しかし、問題は宗教です。
彼は熱心ではありませんが、新興宗教の三世なのです。私も詳しく知らなかったので、彼から聞いたり本を読んで少し勉強しました。
結果、自分は信仰するつもりはありませんが、相手の家の信仰を否定するつもりはありません。彼も私や子供ができても入信はすすめないと話しあっています。元奥さんも別の宗教の方だったくらいなので。
しかし、親世代は特にその宗教に対していいイメージがないので、宗教で断固反対するのが目に見えて分かります。
彼と実家に行く前日に、メールで翌日実家へ行く旨を伝え、2人で会いに行く予定です。会ってもらえない場合は手紙を置いていこうと思っています。。。
どうしたら両親の精神的ダメージを少なくして伝えられるでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
結婚とは「選択」なのです…
ご相談内容からひしと感じます…あなたはご両親に愛されているのですね。
でも、それは裏返せばご両親が子離れ出来ていらっしゃらない証拠なのかも知れません。また同じだけあなたがご両親から独立できていないのかも知れません。
ある意味で結婚は「自分の意志で、ご両親よりも彼を選択する」行為です。
ご両親、彼どちらにもこれからも同じだけ思いを掛けて…丸く収まるように…というわけにはいかないでしょう。
あなたがご両親に彼のことを説明(説得)されるのは、とても大切で必要なことです。でも、それでもご両親が納得されなかったら…。
そのとき、あなたは彼かご両親のどちらを取るかの選択を迫られます。
そして彼を選択すれば、あなた方は結婚となるでしょう。
でも、その後で…やっぱり…実家に戻ろうかな…は、甘い考えかと思います。
いずれにしても、もう実家には戻らない…私は私達で生きていく。
その思いが結婚ということです。
ある意味結婚は重大な選択以上に「自分の人生全てを なげうっての賭け」ともいえましょう。言葉が過ぎたかも知れませんが…。
ご結婚なさったら、夫君と話合い、協力し合い、譲り合って生きていくことになります。一生それが出来そうな彼でいらっしゃいますか。
それは、わかりませんよね…でも、今、しっかりと考え、思い切らなければ結婚することは出来ません。
幸い、彼は御自分の宗教に関してあなたへの無理強いはなさらないご様子です。その点はご安心なさってよいと思います。宗教以外でもあなたへの押しつけをなさらないお方かと拝察します。
もし可能であればなのですが、お互いに前の結婚での生活で何がうまく行かなくて離婚に至ったのかを話し合うことにはとても意味があるかと思います。
もっと申せば、それが出来ない間柄ならば、これからも夫婦間での話合いが出来ず、お互い不満を募らせることになってしまうかも知れません。
結婚はお付き合いのゴールではなく、それからの二人の生活のスタートです。
その生活がうまく行くかどうかは、全てお互いに話合い、聞き合えるかどうかにかかっています。
どうかお幸せになってください…仏様もあなた方を微笑みながら応援して下さっています。
質問者からのお礼
ご返答ありがとうございました。
おっしゃる通り、お互いに子離れも親離れも出来ていないのかなと思います。
彼とは、お付き合い当初から離婚理由について話してきました。お互いに、なぜ解決出来なかったのか自分の意見と相手の意見を出し合いました。現実的なお金と生活の話もしました。離婚する時に、次お付き合いする人とは自分が相手に意見することが出来ない相手、話し合えない相手とは一緒に居られないなと思っていたので、深い話をして確認してきました。
しっかり考え、自分で決断したいと思います。ありがとうございました。