病気や災害が怖く、そればかり考えてしまう
こんにちは。いつも参考にさせていただいています。苦しくなってきたのでアドバイスを下さい。
私は子供が二人いて、二人とも障がいがあります。しかし、最近本当に子供が可愛く、主人も子育てに協力的で実母も近くにおり、大変ながらも恵まれています。子供を産んでから七年目。初めて幸せを感じています。
しかし、二年前に私の父が亡くなりました。検査入院だったはずなのに、突然でした。突然大切な人がいなくなる恐怖を重い知らされました。また、すでに回復し、元気なのですが、私の姉が昨年くも膜下出血で倒れました。一時は命の危険や麻痺が残るなどと医師から言われ、平穏な生活が突然暗転する恐怖を感じました。
この突然平穏な生活が暗転する感じが頭からはなれず、自分が病気になったらどうしよう、子供はどうなってしまうのか、今の幸せは…と考えてしまいます。
また地震が非常に恐ろしく、少し柱がピシッと鳴ったり、他の地域で地震が起こると、自分の身にふりかかったら…と想像してしまい、頭から離れなくなってしまいます。
楽しいこともあるはずなのに、家族と笑って話していても頭の片隅で病気か地震のことを考えています。
幸せだと思っていなかったときは、こんなに色々なことが怖いと思ったことはないのですが、今の幸せを大切に感じれば感じるほど、幸せが暗転する恐怖で頭がいっぱいになってしまいます。
穏やかな心で、家族と過ごしたいです。
どういう考えでいればよいのでしょうか。是非ともアドバイスを下さい。よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
備えあれば患いなし
拝読させて頂きました。
あなたがご家族の皆さんと一緒に心豊かに健やかに幸せにお過ごしになっておられることを読ませて頂きました。とても素晴らしいかけがえのない時間ですよね。だからこそその幸せなご縁や時間が壊されてしまうような災害や病気や事故に対して恐れてしまうお気持ちもよくわかります。あなたのお気持ちを心よりお察しします。
私達人間はいろんなことを予想したり想像したり作り出したり関係を構築していく素晴らしい能力があります。だからこそそのように病や災害について考えると怖くなってしまうのです。まさに表と裏のような関係ですね。しかしだからこそ今この時この瞬間を実感して大切にすることも感謝することもできるでしょう。そして災害についての備えも考えて日頃から準備することも出来ます。あわてずにどのように行動することが望ましいのかも家族でどう避難したり待ち合わせを決めたりすることもできます。或いはいざという時に備えて少しずつ計画的に備蓄したりすることもできるのです。
また病は誰でもがかかるものですから日頃からの健康的な生活リズムを心がけたり安心して食べられる食生活を常日頃から心がけて皆さんが風邪やインフルエンザにかからない様に抵抗力を高めることもできるのです。そして定期的に健康診断や医療相談も受けてできる範囲の備えを心がけることはできるのです。そして家族みんなでいろんなことを乗り越えていくことができるのですからなお一層家族のきずなは深まりお互いを大切に思いながら心豊かに生活することができるのです。
未来は誰にもわかりません、とはいえ過去の教訓から学んで備えることも協力することもできるのです。「備えあれば患いなし」ですよね。
大丈夫です、きっとあなたやご家族の皆様は力を合わせてどんな災いおも乗り越えていくことができます。
あなたやご家族の皆様やご縁ある皆さんがこれからも仲良くお互いを思いやりながら助け合い何でも分かち合い、安心して毎日を生き抜いていかれます様心より祈っておりますね。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
温かいお言葉をいただき、気持ちがとても楽になりました。
「大丈夫です、きっとあなたやご家族の皆様は力を合わせてどんな災いおも乗り越えていくことができます。」
きっと私はこの言葉を誰かに言って欲しかったのだなぁ、と感じました。
備えるだけ備えて、あとは毎日を無事におくれることに感謝して過ごしたいと思います。
ありがとうございました。