大切な人との死別後の生活、トラウマ
以前にも相談させていただきました。
タイトルにあるように死別を経験し、どうしてもとらわれてしまう思いがあるので相談させてください。
私は今からおよそ3年前に同棲していた恋人を突然病気で亡くしました。今でも思い出さない日はないですが少しずつ普段の生活に慣れているところです。
今は新しくお付き合いしている方ができ、結婚を考え同棲しています。
おそらく彼も、私の両親や周りの人も、私が死別のつらさを乗り越えて明るく生活していると思っていると思うのですが、実際は毎日トラウマに取りつかれているように怖いのです。
私は30代前半で周りには同じような経験をされた方はいなく、不安な感情を吐き出せる場がなくてつらいです。
新しくできた大切な人も、近々突然亡くなってしまうのではないか、そして大切な両親もみんな私を置いていなくなってしまうのではないか、どうせ死別するなら出会わないほうが良かったのか、あの時の気持ちをまた味わうのがたまらなく怖いのです。 毎日離れているときなどはどうしても考えてしまいます。 夜、帰りが遅くなった彼を死別の状況と重ねてしまい一人部屋で具合が悪くなります。(動悸や吐き気など)
今の自分ができることは時間が経つのを待つこと、亡くなった彼のお祈りすること、くらいで・・何かほかにできることはあるのでしょうか。
せっかく幸せな時なのに苦しいです。 彼にもあまり心配をかけたくなく、いまだに死別のトラウマに苦しんでいると言えません。
お坊さんでしたらたくさんの死別された方からの相談をお受けされているだろうと思い頼らさせていただきました。
状況を変えることは難しいと思われるので心の保ち方や、これから生きていく中での心構えなどお知恵を御貸し出来たら幸いです。
よろしくお願いいたします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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大切な人を失った苦しみは乗り越えようとしなくても良いことです
ブッダちゃんさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。
ブッダちゃんさんは、3年前に同棲していた恋人を突然病気で亡くされたのですね。今でもそのことを思い出さない日は無いけれども、少しずつ普段の生活に慣れているところですか。
また、現在は新しくお付き合いしている方がいて、結婚を考え、同棲されている。周りの人は、ブッダちゃんさんが、死別のつらさを乗り越えて明るく生活していると思っているように、ブッダちゃんさんは感じているのですね。けれども、実際はブッダちゃんさんは、新しい恋人も突然亡くなってしまうんじゃないかとか、大切な両親も自分をおいていなくなるのじゃないかと、毎日、トラウマのように怖く感じているのですね。
今が、せっかく幸せなときなのに苦しんでいる。彼にも心配をかけたくなくて、相談しづらい、それでハスノハでお話くださった。
ブッダちゃんさんの言葉をそのように聞かせていただきました。
ブッダちゃんさんは、毎日、怖い気持ちを抱かれているのですね。
大切な人を失った悲しみや苦しみは無理に乗り越えようとしなくても良いことだと、私は感じてますよ。
もちろん、新しい恋人もいるでしょうし、ブッダちゃんさんには、新しい人間関係がある。けれども、今の関係があるからと言って、かつて大切にしていた恋人と死に別れてしまった悲しみや苦しみを、無理に自分の気持ちに蓋をして忘れ去ろうとしたり、それにとらわれていると自分を責める必要はありません。
大事な人を失って、悲しい思いや苦しい思いが湧き出ることは、きわめて自然なことです。それは3年経っても、また、新しいパートナーができても、出てくるときには出てきます。そのことを無理に手放そうとする必要はありませんよ。
【お礼の言葉への返信を追記します】
世田谷に存明寺というお寺があり、定期的にグリーフケアのつどいを開かれています。
https://zonmyoji.jp/griefcare/
私自身もグリーフケアを学ぶ上でお世話になった方が運営している会です。門徒や檀家に限らず参加者を受け入れてます。ご関心があれば、連絡をとってみることをおすすめしますよ。
You Tubeに体験動画がありますので、参考までにそちらのリンクも載せておきますね。
質問者からのお礼
秋山智さま
お返事ありがとうございます。恐怖心がつらく、困っていたのでお言葉に感謝いたします。
グリーフケアなるものがあることは耳にしておりましたがきっかけがなくそのままにしておりました。
また、在所は特定が怖くて別の地域にしておりましたので本来の地域に修正しました。それでももし紹介していただけることがあればありがたいです。
よろしくお願いいたします。