信頼とは？因果、縁とは？
回答 1
有り難し 26先日はありがとうございました。
私は心理学を学び、自分にメンタルトレーナーをつけています。理由は今までの人間関係で悩んだり、人の縁に恵まれていないと感じたためです。例えば、友人にマウントをされたり、嫌味をいわれたり、仕事のことを相談してもお説教をうけたり、販売職ですがストーカー的なお客様のことを相談してもあなたの態度が悪い。と、逆に怒られたりします。
仕事に関しては昔、性格や家庭環境のことで揶揄をうけたり、生い立ちを分析され、お説教をうけたり。など、その人に関係ないのになんで言われなきゃいけないのか？と、思うことばかりでした。それらが嫌で心理学とメンタルコーチを付けましたが、先日のセッションで私自身が人を信頼しておらず、自分ですべてを引き起こしていた。という結論にいたりました。納得する部分もありましたが、それがすべてだとすれば嫌なことを頼まれてもコツコツとしたり、家族に祖父の面倒みて、と、言われても人のため、家族のためと、当時動いてしていた私が報われない。と感じました。結婚が決まり、彼氏と叔母に挨拶した時も、祖父を面倒見させてごめんね。あの時はおかしいと思いつつも、仕事があるから甘えていた。と、言われ、嬉しさよりも、今更遅いわ！と怒りを感じました。
親の顔色を伺い、祖父母を敬ってきたつもりです。それがすべて自分が引き起こした行動からと納得もできますが、当時の自分、そして、この10年の自分のことを思うと報われない。また、後悔、そして、信頼とはなんなのか？と、思います。メンタルコーチは、約束の時間を守らない人は、信頼されない。と、言いました。私はよく遅刻します。しかし、それがすべての原因か起因をしているなら、お客様や時間を守ってなくてもうまくことが回っている人はどうなのでしょうか？よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 1件
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できるかぎり整理して考えてみましょう
ご相談拝読しました。色々細かい疑問もあることでしょうがまずは総論としてお答えします。
自分に起こる出来事は全て自分の行いによってのみ引き起こされるというのは間違いです。それは極端であり傲慢でもあります。たとえば震災などの災害は自然現象ですよね。それが自分の行いによって起こったとするならば悲劇的な考えになってしまいます。
しかし、「自分に起こった出来事について自分がどう思うか」ということについては自分の行いと無関係ではありません。むしろ自分の行いによるところが大きいでしょう。
「約束の時間を守らない人は信頼されない」というのは多くの場合その通りだと思います。しかしだからといってその人が何も上手くいかないかというとそれはまた別の話です。信頼されずとも目的達成のための適切な行動をしていれば実を結ぶことにもなるでしょう。
色んなことをごっちゃにして考えず、今は何の話をしていて何が問題になっているかを整理してみましょう。ものごとには原因があって結果が生まれます。
Aという原因からBという結果が生まれるという話と、Xという原因からYという結果が生まれるという話について混同し、AだからYと考えるのは誤りです。
あなたが信頼されないとか人に恵まれないというのは遅刻をするからという原因だけではなく、あなた自身が相手をどう見ているかという要因が大きいということをメンタルコーチは言いたいのかもしれません。もちろんなんでもかんでもあなたが悪いというのは極端であり、どうしても合わない人と無理に時間を共にすることはないと思います。
しかし、あなたが相手に対し自分の都合に適うかどうか測るような見方を無意識的にしてしまっていた場合、現実にはそうならない相手に対して否定的な見方を生じやすいということはあり得るかもしれません。これはけしてストーカーやクレーマーなど悪質な相手に対しても我慢して受け入れなさいという話ではないのです。
「相手はどういう人間か」という問題（傾向・事実・特性）と「それに対し自分はどのように感じているか」という問題（感覚・評価）を上手く線引きできると大分整理されてくるのではと思います。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
感情的になっていたところがありました。
心の整理をつけるのにとてもわかりやすい内容でした。
自分ばかりが…という思いが強かったので、受け入れられない、と、思っていました。
しかし、おっしゃっていただいた内容で見た時に私の中にすんなりとはいるものがございました。
もう一度見直して頑張ってまいります。
