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夫の不倫から離婚に向けて

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有り難し有り難し 12

初めまして。自分の心が分からずご相談させていただきます。
今年の1月に夫から急に好きか分からないから離婚したいと言われました。夫から離婚を切り出される半年ほど前から夫が同じ職場の女性と親密な連絡をとっている事を知っていました。もちろんそれが嫌な事を何度も伝えて話し合いました。夫はもうしないと言いながらも連絡をとっていた様です。その末に、急に離婚の話をしてきた為怪しいと思い調べた所女性と仕事帰りに車で毎週会っていて、ホテルへも行っていた事が分かりました。
一度離婚を決意し夫に離婚して欲しいと伝え別居しましたが、夫がやり直して欲しい、家族の大切さが分かったと言ってくれたので私は、夫を許し夫婦再構築しようと思いました。今まで、子どもに対して無関心だった事や休みの日もソファーでスマホばかり見ていた事、私に対しても不倫されて不安があるから前よりも大切にして欲しいと夫に伝えた上での再スタートです。
ですが、何も変わってくれませんでした。不倫相手の女性とは別れた様ですが、別居から家に戻ってくる当日まで電話で話していた様で、私は怒り、夫と再度話し合いをしました。すると夫は、家に帰ってきてからも監視されている気がする…私の事を好きかどうかまた分からなくなった…と言われました。
私は、不倫されてから1ヶ月で12キロも痩せ、病院でも鬱と診断され毎日苦しい思いをしました。そこへ、夫のこの言葉を聞いて女としての自信をなくし、それなら離婚だね…と告げました。
現在、離婚に向けて着々と手続きが進んでいますが自分で自分の本当の気持ちが分かりません。好きだったからこそ同じ気持ちを持って不倫相手から私のところへ戻ってきて欲しかった…でも、夫は何も変わろうとしてくれなかった…でも、子ども達も父親が居なくなり悲しんでいる…本音は不倫した事を許せない…毎日ぐるぐる考えてしまっています。
夫は、離婚を受け入れている様ですが私は離婚した方がいいとは思うものの前向きになれない部分があります。
自分の気持ちが分からない、不安で押しつぶされそうな時どうしたら良いのでしょうか…


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

あなたの人生をこそ大切になさって下さい。その為に…

 夫君を愛している…のではなく、頼ってきたんですね。今もそうなんですね…依存しているんですね。
 夫君はあなたに依存していません。あなたがいなくても生きていけると思っているようです。
 夫君は強い…のではなく、身勝手なのです。御自分のことしか考えられない、御自分の都合(の良い女性)しか考えられないのでしょう。
 もちろん、考え方・生き方は人それぞれですから、それらについて私が批判をすることは出来ません。
 ただ、結婚生活は「相手に寄りかかる」のみ、また「自分のことだけ考える」のみでも成立しません。お互いの立場を思いやり、尊重しなければ関係を続けていくことは出来ないのです。
 もう離婚は決定事項なのでしょう。
 ただ心配のなのはお子様の養育のことです。きちんと養育費を受け取れる様に、しっかりとした話合いをして下さい。これがとても大変で、つい「もういいです。私がちゃんと子供を育てます!」などとおっしゃって、その後どうにもならなくなるケースも多いようです。今が踏ん張りどころです。
 そして今のままでは夫君の不倫が原因による離婚というよりは、すでに不倫は終わり謝罪し、妻の許しも得た上での「その後の生活において発覚した、性格の不一致による協議離婚」となりそうな気がしています。慰謝料等はどうするか…あなたはどのようにお考えなのでしょう。
 あなたの今の不安の原因の一つに間違いなく経済的側面がおありかと思います。
 その点を解決する為に、役所等での無料の法律相談をお受けなされることをお勧めします。ただそれは短時間1回だけの相談でしょうから、相談要旨とあなたの希望をしっかり書面(メモ)にしてお持ちになって下さい。
 あなたは悪くない…そう思います。
 結婚生活は終わっても、あなたとお子様の人生は続きます…そして、そんなあなた方に仏様が寄り添います。またハスノハ僧侶方もついていらっしゃいます…。
 さあ、今日からまた精一杯生きていきましょう。あなたの大切な人生ですから…。

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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

小林様、温かいお言葉ありがとうございます。
依存…ハッとさせられました。夫の身の回りの事を今まで一生懸命やってきたのにいつの間にか夫がいる事が当たり前、死ぬまで一緒にいる、子どもの事も夫の事も私が頑張らなきゃと思い生活して来ました。
それは、いつの間にか愛ではなくなっていたのかもしれません…不倫という裏切りを許せなかったのは私が夫を愛していたからこそだと思い込んでいました。
本当の愛とは何か考えさせられるための試練として気持ちを切り替え子どもを大切に生きていこうと思います。

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